2022-03-27 Sun
各地において神社の階級のようなものとの説明があった。それで二の宮、三の宮もある。最初に知ったのは小学生の頃だと思うが、総武線快速としての行き先として見てた「上総一ノ宮」千葉県長生郡一宮町。その次が愛知県一宮市として「尾張一宮駅」と「名鉄一宮駅」。のちにちょくちょく行くようになるとは思わなかった。そこから同じ愛知県で紛らわしいと思ったのが三河一宮駅。
日本全国でどれくらいあるのか調べてみたら一宮 1(○○一宮 6、○○一ノ宮 3、一の宮 0、一之宮 0)は鉄道の駅では10、町名は(一宮 6、一の宮 1、一ノ宮 3、一之宮 2)の12ヵ所しか見つからないよう当初思っていたより少ないようだ。ただし完璧な調査じゃないので数に確証は無い。もし一宮町一宮があっても1つと数えた。
「琴電なんて、いるかぁ!(いらないの意味)」から自虐的誕生したイルカの ことちゃん・ことみちゃん で有名?な高松琴平電気鉄道に、そのまま「一宮駅」。路線図で確認したが、ちゃんとあった。これは古いのかと思ったら大正15年で、開業時は一宮駅だった三河一宮駅のほうが明治30年で早い。先なのに改名したのは近くの尾張一宮駅の存在が考えられる。
鉄道の駅名だって多数の重複名があるのだし、ありふれた地名なら数多く「富士見」なんて数十あるのではないか。間違えたなんてのは単なる不用意。
この件で思い出すのがテレビドラマ「タクシードライバーの推理日誌」で第何回かは覚えてないが酔っ払い客に「たまぷら(たまプラーザの事)」と言われて「かまくら(鎌倉)」へ行く中身とは関係ないお約束の冒頭シーンがあった。だからこそ、正しく表現しなければならない。個人で言うのは制限できないが交通機関で「ニコタマ(二子玉川 ふたこたまがわの事)」なんて使ってはいけない。
埼玉県で「浦和駅」と言われたら「何浦和?」ってよう浦和が含まれる駅が8つあり紛らわしいと取り上げられるが、千葉県でのほうが多く「船橋」が含まれる駅は9つある(船橋、南船橋、西船橋、東船橋、京成船橋、船橋競馬場、船橋日大前、船橋法典、新船橋)。おしいと思うのが京成西船駅が京成西船橋だったら10だった。(※同じ場所=繋がってる駅は一つとする)
自分が知る社会が狭く「井の中の蛙、大海を知らず」である若年層ほど最初から「紛らわしい」ものだという認識が必要。その教訓から逆説的に付け加えるは「灯台もと暗し」でもあった。
| emisaki | 2022-03-27 Sun 15:06 | 旅・散策::考察・批評 |
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