2013-10-05 Sat
湯前神社秋季例大祭「熱海湯まつり」2013年10月5日湯前神社(ゆぜんじんじゃ) 毎年10月第一土日
湯汲み道中 13:00~
神輿連合渡御 18:30~
必ず日程がかぶる土浦全国花火競技大会に行かなかったので夜の御神輿を見学することができた。おかげさまで顔バレしてきて、終了後の夕食でもお話を拝聴できました。知識が増えることで誤認識が減ります。
斜めの石碑と電子案内板の妨害に遭い変な体勢のため多く撮れてない。汲み終わったあとになんとか撮影。それより前は渡されたiPhoneで撮影したのがご本人様のブログにあります。シャッター押してから秒単位のタイムラグがあり、なんとも外した部分でシャッターが切れてたようです…失礼しました。全部こちらで撮影して早急に渡す方法を確立しておけば反対側のマスコミに嫌がられそうな場所も避けられますね。とは言え、私以外にも二人新聞社のカメラマンが変な場所に入り込んで撮ってましたから。
→ 73blog*
<湯汲み道中 由来解説書からの要約>
“慶長二年(西暦1597年)徳川家康が熱海に宿泊してから後、四代将軍家綱公の時(西暦1667年)大湯の温泉を真新しい檜の湯樽に汲み、それを頑強な男数人に担がせ、武士が警護し江戸城まで昼夜兼行で15時間「御本丸御用」の朱の日の丸旗をたてて走りました・・・
・・・現在の湯汲み道中は東京オリンピックの新幹線開通を記念して再開され、笛伶会が熱海ばやしで先導・・・献湯みこしは若い男女が担ぎ、これを守護する裃姿(かみしすがた)の道中奉行には、市議会議員をはじめ、名士の方々が多数参加する観光行事”。
湯汲み道中のコースは、熱海駅前→平和通り名店街→道なりに咲見町→熱海銀座通り上(銀座町)を右折→ニューフジヤホテル前→湯前神社
湯前神社からの御神輿は18:30から
御神輿のコースは「熱海湯まつりかわら版」という事前にどこかで配布されたチラシに掲載されていますが、先日に長野・松本でのパレードコースに意見したよう地元の人にしかわからない表現となってる。常連客の私でさえ決定的でなく推測するしかなかった。この表記について見学中に某関係者様に「わからないよ」と言ったら、「どうせ観光客は来てない」と悲観的な話が聞けたのが残念。地元の祭りにしては規模が大きいし、地元のみならチラシを作る費用が無駄。宿はニューフジヤホテル前しか通らないから見てたのも数人でした(夕飯時という時間の悪さもある)。
時代遅れの住民および経営者は、いつまでも高度成長期の繁栄が忘れられず情勢のせいにしたがるだろうが、変化についてゆく能力がないのと地元のあきらめが、こうさせたのである。宿が閉鎖されても居抜き物件で誰かが続けるからには情勢の責任ではない! 現実が見え、変化への対応能力と経営能力の違いである。地元の姿勢は行事に鏡のように映ってる。以前、程度の低いコンサルタント業者のいいカモだから受講は無駄のよう言ったことがあるが、その程度の低いところから始めないといけないのかもしれない。
私は土曜日だから遅くなってもよく行動してたが、18時半~21時は遅い。時刻からして花火と違い“宿の息”はかかってなさそうだが、途中に40分、合計約1時間もの休憩時間がある(休憩するなという意味ではない)。担ぎ手を外部から呼んでいるらしく、交代要員がいないのでしょう。
予定表があっても地元民にしか意味不明な記述なので、御神輿の移動を追跡してないと時間配分がわからない。もし観光客がいても詳細を知らないと見ることができない。
今年は「熱海湯まつりかわら版」が入手できなかったため駅前でお姉さんにコピーしてもらった。これでわかったのだが、「あたみニュース」平成25年(2013年)9月25日(水)投稿の日本語の言い回しと異なったため、大幅な時間的感覚の違いがあった。
あたみニュース 「和田ビル前(20:10頃休憩)」
湯まつりかわら版 「和田ビル前(休憩20:10)」
追走したからわかったが、この時刻は出発時間。「小休憩19:00頃」とある市庁舎前は実時刻18:55に休憩終了。常連客でもわからない和田ビルとやらの前に到着したのは19時15分頃である(時刻はGPSで設定されてる撮影データから)。
あたみニュースの日本語では “20:10頃から休憩になるよ” と読み取れる。湯まつりかわら版の日本語は決定的な表現でないが、同じに読み取れるため誤解される。これならば、全てに大雑把な通過・出発時刻が書かれてたほうが、「わからない」と解るだけ親切。
私は途中の地点で20:10が出発時刻と理解したので休憩に入りつつある19:15からどうしようかと思ってウロウロしてたら、祭りのはっぴを着た人たちがラーメン屋に流れ込んでゆくのが見えた。やはり夕食が想定されてる時間なのかと。
公表されてる文章から間違った時刻を考えてしまうと、“なかなか来ない” とか “もう通過したのに待ちぼうけ” も考えられる。これらの不手際があっても “観光客が来ない” が苦情が発生しない理由となってそうだ。土曜日だし少しなりとも集客に使わないのはもったいない。
休憩は神輿をかつぐので必要な時間だが予定表が不親切で観客は戸惑う。開始時間も、もっと早い時間から始まって休憩時間を長くして夕食の時間を確保するか、帰りに店に入れる早めの時間に終わってくれたほうがいい。宿泊者なら戻ってから夕飯の時間とかね。 日曜の夜ならば、とっとと帰ることを選択するが、土曜日なので余裕がある。
神輿が休憩中の19:15から20:10まで待つ気だったが、途中で夕食のお誘いを受けてしまって最後まで見ることはできませんでした。もし、夕食をとるにしても移動して店の選定と、注文・調理・食べて戻るとなると限られた場所にしか行けないでしょう。
湯前神社に戻るまで見てたら21時と遅くなりすぎて帰るしか選択肢がなく、終わってから店に入ることはない。地元の祭りと言い切るなら文句は言えませんけどね。神事であるからこそ地元商店の生活を考えたら客が動きやすい時刻設定にしたほうがいい。あ、そうか、客なんていないが前提なのか(涙)
真夏の時期と比べて秋のほうが昼間から活動しやすい。こういう祭りを地元だけと考え、観光に使わず出費だけして年々縮小されてゆくのを見てきてると、なんとももったいない感じがします。 観客容量オーバーの「こがし祭り」から予算を差し引いて分配したほうがよい。どこからか出てる予算がやりくりできるような事情になってればの話ですけど。
ともかく、土曜日なのに観光客と思われる観客がほとんどいないって部分が気になった。「湯汲み道中」は熱海駅前から始まり土産物街(平和通り名店街)を通るため、たまたま目に付く。以前から足湯に入ってた人が「なにか始まった」のような顔を見せるが、今年は駅前の工事と誰が使うのか邪魔くさい電子案内板が邪魔で場所および視角を狭くしており、足湯に浸かってた人が激減、入りづらかったのと工事で気づかなかったの両方だと考えられる。工事完了後は歩道も広がるでしょうが、イベント以外で歩道が広い必要性がないのが熱海駅前である。いくら花火の帰りに人の流れができても許容度を超えるほど人が溜まらない。
逆説的に考えれば、広くなることで駅前で安易にイベントができるようになる。一般車両の進入を封鎖してしまえばステージ作って何かできるし、縁日や盆踊り大会だってできるでしょうね。入れる車が少なすぎるという身勝手な要求でさえ駅前を多用してれば文句も引っ込むだろう。そうなるように使わなくてはいけない。客目線で考えさえすれば大部分が解決してしまうのです。
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