2012-02-03 Fri
保管義務のない古い領収書を捨てようかと思ったら、その間から何やら封筒が出てきた。懐かしいと感じてしまったが、2002年から2004年頃の賞金、金券など。BRAIN MAXでは全国ランキングトップ10に何度も入っているがやはり抽選の場合常連は漏れるようだが仕方ない。あの頃の衛星放送の番組は意欲的でしたが、今はダメダメで少しは予算がある田舎の放送局って感じ。自前の番組がないに等しいのと通販の多さやCS放送の上塗り程度なのを考えると地上波の地方局より酷いかもしれない。境目が2004年と時期がはっきりしているだけに、地上デジタル放送の開始が原因。
そう言えば独自を行くだけあってテレ東系のBS JAPANは視聴者参加のクイズなかったですよね。BS朝日も番組はあったけど、私の力不足で賞金を得てない。
見る見ないとかいう以前にチャンネル登録してないのにパラボラアンテナ付けたら受信料だけ取られるのでもったいないと思ってた某特別な放送局だが、視聴者参加型クイズ番組だけ見るようになった。知識より運が絡んでくると、ど~も勝てない。結局、クリスタルどーもくんはゲットできず終わった。
金持ちの芸能人が更に賞金を持っていく番組なんて面白くもなんともない…海外ならそんな番組は怒りを買うはずだ。純日本人だけど思う、日本人はおかしい。 ドラマもだが中身ではなく出演者で見るという日本人の悪い部分がそこいらじゅうに出ている。
題名と話は変わってしまうが、BSに限らずテレビ番組で、視聴者が一緒に考えるタイプの番組はすぐに終わるか改変されてきた。思いついた番組で言うと、日本テレビがやってた「マジカル頭脳パワー」、当初はテレビを見ながら一緒に推理をしたりする面白いものでしたが、なぜか芸能人たちがゲームをして楽しんでるのを見てるだけのくだらない番組になってしまった。しかし、世間では改変後のほうが視聴率が上がってしまった。アイドル系出演者では難しいクイズ番組では太刀打ちできないので、ゲームみたいなほうが食いつき良いというのもあったでしょう。あくまで平均として考えれば「天は二物を与えず」ですから。
同様にフジテレビ「クイズ!ヘキサゴン」も当初は6人の出演者が頭を使い一人一人を追い落としてゆく内容で面白かったのだが、これも全く違った番組になってしまった。前記の欠点を逆手にとったと思える「おバカ」を前面に出してしまった。これは例の芸無し司会者の得意技である誰かをけなして笑いを誘うという人間の悪い感情を使ったもの。笑いを取るのではなく、誰かが笑われるだけ。こんなの芸ではない。程度の低い親御さんはここに隠された恐るべき影響に気づきもせず子供に見せていた訳です。
誰かがゲームをやってるのを見てるだけで面白いと、洗脳されたのではなく自分たちで思うのなら、それは民意であって何ら問題ない。考えるタイプは深夜やBS、CSに行けばよいである。支持されなくなったスポーツが地上波から消えるのと同じ。
私は考える番組、頭をひねるのが好みなので、かなり前にフジテレビの深夜に放送していた「IQエンジン」が好きだった。
ゴールデンでは難しい内容はウケないのだろうか? ならばテレビ朝日「Qさま」なんてのは劇的に難しい出題であって、小中学生どころか大人まで初めて見聞きするような歴史や漢字がでてくる。この番組も当初と中身がガラッと変わってしまったが、現在の体系になってから何年も続いているから支持されている。これをどう考えるか?
地上波のフジテレビで放送するようになった「逃走中」だが、これが始まったのがBS FUJI。BSの時代は管理できるはずもない一般市民のいる街中を逃げまくるという大迷惑かつ倫理的に問題のある体勢でした。このようなことが数々あり私が過去に例えた言葉がある…「放送作家は万が一おもしろい企画を出すが、残り9999は大顰蹙!」。残りが駄作なら許せるのだが、迷惑なことしか考えないところを皮肉った。相変わらずだが、万が一の部分でなく大顰蹙な部分まで世の中に出てくる。このような事態に遭遇した際、彼らは法的に対処はするが、クイズヘキサゴンのように隠された恐るべき問題に気づくことができないのである。
小さい頃に「カラス、なぜ鳴くの、カラスの勝手でしょ~」と、当時の親からしたら顰蹙番組で育った世代だが、まだ社会が正しかったし、他人から怒られたり教育されたりする時代でもあって修正されてきた。逆ギレなんてのは有り得ない最後の世代だったのだろう。今は社会の修正能力が正しくないだけにメディアは正しい方向性を見せなければならない。
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