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ぶろぐん

「リアル宝探しイベントin福島 コードF-2」から考える
 熱海の立て直し観光誘致活動イベント案の中に含んでいたのが手法の一つだが、私のほうから計画は示さないと書いた建前、具体的にはリストアップしなかった。似たミステリー紀行というのを開催しているが「地味」というか「渋い」というか参加する気になれなかった。

リアル宝探しイベントin福島 コードF-2 http://www.takarush.jp/promo/fukushima2/

これについて考えてみる

 宝探しやスタンプラリーの問題は参加者と運営側の思惑が相反すること。運営側は“長期的な誘致”や“目先のリピーター確保”を計画するため参加意欲がなくなる内容になりがち。今回の福島は5ヶ所から7ヶ所に拡大しており、広い福島県で特に いわき が離れており、電車や自動車でも回りにくいそうだ。

 それより最初に景品が欲しいかどうかについて・・・グッとこない、そういうことだ。多くの人数に対応するあまりに景品の効果はなくなってる。「宝くじで下1桁の当たりはいらないだろ」という議論に通じる。その場で景品ではなく抽選にして多く回ったほうが確率が上がるとかも考えられる。その場の効力としては、参加することによって割引などが受けられることだろう。次回の割引券は近隣住民には効果があるでしょうが、旅行者には効力がないのではないか? そう何度も行かないと考えるのが妥当で、そのうちまた行きたくなる思い出を作ってやるほうが絶大な効果があるに違いない。

 「宝探し」イベントと考えると短期的であって当日時間内に早く答えを見つけるのを争うのが普通だが、観光と絡めると中身が変わってしまった。長期的と言っても徳川埋蔵金のような謎はないので、単に参加期間が長いだけとなっている。よって解答の漏洩が考えられることから、何らか収集することを伴っており、結局スタンプラリーと違いがない。

 典型的な方法だと、夏にサンビーチで行うのが考えられる。 何かイベントがあるごとに思う不安は、主催が熱海市、飲食店、宿泊業などと自分たちの思惑でしか考えないところにある。

 なぜか私が思い描いた正攻法ではなく間違った手段ばかり目に付く。まんじゅうを配るというのも草津のように販売店に恩恵(*)がないような配り方だし、店が競争や亜やる気が起きない。 ゆるキャラに推しているのか不明だがお地蔵さんはあり得ません! 何かと意味と手段を取り違えてる気がしてならないのです。
* 特定店からの買い上げは救いではない。

リアル宝探しイベントin福島 コードF-2
福島県観光物産交流協会
| emisaki | 07:34 | comments (0) | 熱海::考察 |
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