2012-04-23 Mon
以前、「検索サイトによって過去記事が表示される可能性があるために、訂正があった場合は過去に遡って訂正せよ」と書いた。全ての対応でないにしても東日本大震災で中止になったイベントが過去に遡って中止と書いてあった。ただ、その文面が味気ない。天災は仕方がないが現在の文面では自らの責任によって中止となったと読み取られ感じが良くない。もっと気が利いた文書にしましょうよ。毎度のこと、このネタは大きなお世話だと十分承知しております...
過去のデータを探ってゆくと、観光協会の「あたみニュース」は現代風な自動的に投稿処理されているのではなく半ば手動で制作されているようだ。よって関連フラグが付いた投稿すべてに自動的に文書を差し込めないため修正には労力がいるが、手動でもたいした数ではないでしょう。
当方のウェブサイトは商用でないため完全ではないが、仕事だったら投稿前からデータを管理できる仕様を決め、JavaScript等にて自動的に挿入変更される仕組みを提供するでしょう。カネを使わなくても頭を使えばできる。作業が可能かどうかはHTML制作ソフトによるが、何か表示されない文字を埋め込んでおけば後から自動的に一括更新が可能となる。人間が頭を使って何か小細工しておいたところへ、ソフトウェアの機能を使って処理を行えば半自動で「中止」「訂正」など挿入することは可能である。
制作予算がないというか、大量なデータがなければ手動処理で十分。コメントタグ <!-- 表示されないコメント -->(実際にはタグは半角)のコメント部分で分類しておき、たとえHTML制作ソフトがなくても無料なテキストエディターの文字列置換機能によって一括に変換してしまう方法もあるし、もっとスマートが方法があるかもしれない。 終わったイベントのページに「終了しました」と追加するのは日付の管理が必要なので安易な一括変換とはいきませんけど。
画像が表示されなくなっているので権利的に公開できなくなったと思ったが、権利など考えられない画像まで消失しているので調べてみた。 みんな薄々わかってるのだが、記事はネタが使い回されている。その元とした記事のを新しい日付で更新した場合に使わなかった画像はがでてくる。そして最新の書き込みとして新しく使われた画像のみ古いディレクトリーに上書きされている。たぶんこの段階で使われなかった画像が消されているのだろう。
よって過去の記事では画像が表示されなくなったのがでてくる。画像が消えるのは全部手動更新なら考えにくいため、ウェブサイト(HTML)制作ソフトが持つアップロード機能が悪さをしているのではないかとの推測。過去の投稿がHTML制作ソフトの管理外になっていたりして「使ってない画像を消去」なる操作をすると消されてしまう。
記事の使い回しが原因で数年間に渡って事実ではない事が提示され続けたことがある。文字が消えたのは私が指摘してからだ。使い回す際には現状の確認も必要。
画像のデータ量ですが、大きさに対して圧縮率が低すぎ(画質を良くしすぎ)、結果的にデータサイズが大きすぎる。JPEG 320×240ピクセルで平均150KBくらいだが、このデータサイズだと1024×768ピクセル程度の写真に十分耐えられるデータ量。圧縮率をどうするかは写真の中身で経験則だが、落としどころというのはある。全て処理し直せば3分1にはなるでしょうから容量が足りずに消すという必要も当面なくなるはず。
ちなみに、当方では Adobe Photoshop (Elements) での「別名で保存」 JPEG では 0から12の段階のうち「8 高」、もしくは「Web用に保存」でJPEG 60%にしている。この設定でもウェブサイトとして画質は高めでもうちょっと下げてもいい。 そこで昨年の もみじまつり チラシ画像 228×320 を再圧縮してみると 154KB が 66.7KB と半分以下となり再圧縮にもかかわらず元画像と見分けは付かない。画像の変換までをHTML制作ソフトで行っている場合は、そちらの設定に何かあるはず。そこで画質を下げてみて、画像に見分けが付かなければサイズが小さくなるようにしたほうがいいでしょう。
Adobe Photoshop … Web用に保存での各設定 →参考1024x683高画質 - 409KB
10 低画質 - 12KB
全体的にぼやけていて汚い。ブロックノイズだらけ。
背景の黒い部分は扇形の模様になっているので、モアレっぽく見えるのは当然で圧縮の責任ではありません。熱海の文字の周囲だけ目立つのは圧縮ノイズ。
30 標準 30 - 18.7KB
細部がまだ汚く、圧縮によるブロックノイズが目立つが、これくらいならウェブサイト用で使われる。
60 高画質 - 35KB
箱根の山からの部分が一気に綺麗になる。
80 最高画質 - 56.7KB
細部が若干綺麗になるだけで、もはや高画質設定と見分けがつかないでしょう。 あたみニュースの画像データ量はこの最高画質より大きく、ほとんど非圧縮に近い量になっている。適度な圧縮なら見栄えが悪くなる訳ではないので、モバイル環境や低速な通信状況におかれている場合のことを考え、不必要なデータ量は削減すべきでしょう。現状のデータ量(ファイルサイズ)なら倍の大きさの画像が貼れます。
サーバーの容量が少ない場合は、JPEG圧縮画像の最適化を行うだけで画像データ総計の半分は空きが出る。この程度で外注はもったいない。自力でできるはずだ、がんばれ。
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