2012-05-12 Sat
調査企業のくせに観光庁のデータと変わらない重複結果が示されてたが、旅館の稼働率は36%とか。元から低迷していたところにリーマンショック、そして回復の兆しなしに東日本大震災ときて2009年から低迷のままは誰でもわかってる。だが、それだけではないでしょ電気屋を例にすると。客のほうを全く見ずに電卓を弾いてただけの結果がテレビが売れないなど大手電機メーカーの大赤字決算ではないだろうか。不要な機能満載の高いテレビなんて世界的に売れないのは今に始まったことでなく数年前から起きてた。そこで基本機能の低価格路線によってシェアを伸ばしたのが韓国勢ではないかな。客がそれを選んでいるのに日本企業は長い間、正しい手を打ってこなかった。韓国勢に対抗するために原価の高いテレビをそのまま値下げや、未だ単価アップとか失敗路線を言ってるようでは同情できないし、日本企業が儲からないは国益として大迷惑である。今の為替レートや情勢を理由にするが年単位で彼らの戦略が間違ったでしょ。巨額赤字となったのも基幹の半導体事業でも同様の事が言えるないか。
テレビ東京の「ガイアの夜明け」で取り上げられてたが、パナソニックの白物家電はインドへロクに市場調査もせず参入したと思われ、痛い目にあってからそれに気づて調査を始める。当然、韓国勢はとっくに調査してインドに合った物作りをしている。市場調査を怠った結果だから大企業も情けない。これから日本も逆襲を開始ではなく長いことボケをかましていた責任は!?大手の人材って(高学歴)性能がいいコンピューターを雇ったが、そこに真っ当なアプリケーションが搭載されてない。そこからプログラミングするではあまりにも遅すぎる。
旅館をこうたとえてる。毎日レコードを鳴らしていると、ふと、気づいた時にはダイヤモンドな針も劇的に減っていて真っ当な音を出すことができなくなっていた。そんな状態でお客様に聴かせていたと。これは旅館の建物が古いとか言ってるのではなく、徐々に変化、年単位にしたら相当変わった時代の流れに合わせようとしなかった。新しい針に取り替えて済む話ではない。世間一般はCD、そしてハードディスク記録からICメモリーなる音楽再生に変わっている。レコード針を交換する以前に別の物となってしまったのだ。このままでは、この古いを味と思える人だけを対象とするしかない。
規模の小さい旅館は必然的に効率が悪くなるので人件費や諸経費の率が高いのは当然なのだが、そこを考慮せず大規模経営より経費が多いだけで人員を減らしてサービスを落とし、自滅してないか? 報酬という点では全ての業界にて堪え忍ぶという選択肢より、現状の利益水準を維持しようとするばかり生き残る奴と死ぬ奴と真っ二つに別れる選択をしてると感じる。大企業が合併して大量に首切りが発生、大手なら給与1割もカットすれば全員が生き残れる計算になるが、そう算段する連中は安泰な所にいるし、長い目で見ると給与下げるより誰かクビにする選択をとる。これによって目が行き届かなくなるなど悪の相乗効果が生まれ大企業ほど「日本」品質は失墜。小規模経営では給与カットも限界があるので廃業ということになってしうまのか...。
旅行客のビジネスホテル利用率は昔より高くなったと思う。過去、ビジネスホテルは客の減る休日は料金が安かったのだが、今は逆に高くなることも多い。毎回、旅のときには多くのホテルの状況をネットで調べるのだが、休日は満室で困ったことがあるが平日が満室になることはないでしょう。これはホテル側の観光客誘致もあるが、客側の変化もあると思う。過去のバブル時期なら無駄とも考えない行為をしたかもしれないが、今なら短時間滞在するだけの旅館に高いお金を費やすよりも別のところに使うと考える傾向がある。日本人の短期間すぎて、ちょこまかと動く休日スタイルでは風情のある旅館でのんびりできず、のんびりしたいにも費用がかかりすぎるのもある。
利用者が減ったのだから稼働率が下がるのは当然であって、携帯電話時代に公衆電話相手の経営をしているようではダメでしょう。同じ宿泊業でも早く察知して方針転換してきたところは生き残っていると思う。 携帯電話時代に公衆電話相手が直接悪いと言ってるのではない。クラシックカーや上記に出したようレトロなレコード好きと同様で、いるにはいるが非常に少ない需要の結果が稼働率36%。統計としての稼働率が上がるのは分子(客)が増えるはずがないので分母(旅館)が減るしかない。単純に旅館をホテルに変えて生き残れるはずもなく、旅館として残る方法はないものか? とにかく一泊2~3万円というのは娯楽の多様性時代に合わない。昭和レトロは売りになっても戦う相手が多い。安かろう悪かろうにならない方法として、必要なサービス・不必要(過剰)サービスと今の時代に合った落としどころはないものか?
客として納得するために「どうしてその値段なのか?」から調査したいところ。
学生でもなく定年族でもない、社会人やオバちゃんたちが青春18きっぷを使って旅している。そういう時代。
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