2012-07-29 Sun
第44回 豊田おいでんまつり花火大会開催日時: 2012年7月29日 19:10-21:00
打上場所: 豊田市白浜公園 豊田大橋の横
観覧場所: 愛知県豊田市白浜町(久澄橋の西端堤防の斜面)
天候: くもり (猛暑)
風向き: 南東から
一宮での撮影はさっさと終えて豊田市へ向かった。名鉄のまま向かうべきか、市営地下鉄を経由すべきか迷ったが、ホテルが栄なので不要な荷物を置くべく市営地下鉄経由に決定。JR尾張一宮から名古屋と、名鉄一宮から名古屋は併走と言えるが、名鉄は大手私鉄ではなく料金的にローカル線と考えなくてはいけないのでJRで行ける場所はJRのほうがお得。
名古屋からはお約束のドニチエコキップで地下鉄、地下鉄名城線赤池駅からは名鉄乗り入れで豊田市へ。時間つぶししてる時に帰りの切符を買っておいた。
下見のために豊田大橋に行ったら有料観覧席の場所は工事現場にあるような鉄板の壁で覆われていた。これは近年の土浦方式と同じだね。有料席が取れないと、この壁面のおかげでかなり離れないと見えなくなる。有料席に入ってると壁のせいで音が反響して迷惑と、いいことがない。こちらの場合は後方は通路だけで通行人が立ち止って見ないようにする要素が強いと思われた。有料の最後尾でいいのにカメラマン席がないのが残念。
東京のヒートアイランドとは違う暑さ、高いビルなんてほとんどなくても地面が舗装されていれば同じだろう。なんとなく大阪に行ったときの暑さに近く感じた。地下道はないし、高い建物もないので逃げ場がない。道も広いから余計に日陰がない。駅から数百メートルで雨で濡れたくらい汗が出た。堤防斜面に場所があったのでシート敷いて確保したが滑り止めのない場所。
当日6時から場所取りOKとなるが、市営地下鉄経由の赤池0608→豊田市0629が始発。近くに宿を取らないと無理。12時で悲惨な場所だったので、これは6時に行かないとダメで、あとは夕方に行ってもあまり変わりはないだろう。このまま炎天下で待ってたら命がないので場所を取ったら夕方まで逃げてるしかない。
荷物持ち歩く気力もなくなってるので値段うんぬん関係なく三脚を置き去りにした。普通は通称PETボトルの水を置くのだが斜面だから滑って重しとして使えない。後でわかったが、前の人は場所取り用の安物三脚が置いてあって実際に使うのは別のだった。
きのう、かき氷たべながら汗だくだった。水が飲みたくなるかもしれないが氷よりアイスクリームだろうと松坂屋の1階サーティーワンのアイスを食べて体温も低下し救われてきた。だが、アイス食べたいと長く暴れてる駄々っ子がいて気まずい空気が漂った。甘やかし教育で何でも与えクソガキが量産されてきましたが、久々に見ましたよ駄々っ子。何事も思い通りにはいかないとして教育上は正しい。
場所取りっぱなし放置はできないので再度偵察に行く。相変わらずの灼熱地獄。まだ何時間もあるので近くの図書館で時間をつぶすことにした。そんな冷えてるわけでなくとも外に比べたら十分すぎる環境。もし、場所取りで常に誰かいないといけないとか言われたら熱射病で倒れるよ!駅との何度もの往復はキツイが近くに何もないんだ。
全体的に打ち上げ場所が悪い。木が生い茂りすぎていて一部を除き視界が悪い。昼間に覗いてみた有料席からしても邪魔なものが多い。豊田スタジアムから打ち上げてくれたら話は違ってくるだろうし、豊田大橋を封鎖してるんだから、そこから打ち上げたらどうなんだろう。最悪なのがクレーン車である。最後の どーでもいいナイアガラのためだけに、ずーっと突っ立ってる。ハッキリ言ってナイアガラ自体が不要です。もっと前から帰る人が続出して、そんなの誰が見てたかな。クレーンでつり上げてもこっちからは巨木で見えず、終始クレーン車だけが邪魔でした。逆側のクレーン車も邪魔に思われてるに違いない。
始まるのが早い。19時10分ではまだ明るい。でも、帰りの混雑を考えると、これ以上遅くまでやられると帰れない人がでそうだ。
7時間前に行っても場所が悪かったし、初回なので撮影より下見という感じで見させていただく。きのう桑名でお世話になった方は有料の撮影用席。少ないし希望者が多く地元じゃないと取れないような席らしい。
東京近郊の花火大会でも「そこらにゴミ置いたまま帰るなバカ」と思ってたが、そんなのが可愛く見える酷さだった。そういえば他の花火大会で公式サイトにすら「ゴミ放置して帰るようなのはこなくていい」とまで書いてるくらいだから本当に酷いんだろう。場所取りのテープとか剥がしてる奴がほとんどいないのにも呆れました。すぐ先に大型のゴミ箱が用意されているのに、そこに捨てることもできない奴は人間の資格がないんです。中にはそのように言ってる方もおられますが、それがごくごく少数派となるのが、何か勘違いしてる県民性なんだろう。それほど離れてはいない地域だが、現場を見る限り桑名のほうが桁違いによかった。
終了後、駅に簡単には入れないのでとりあえず参合館(愛知県豊田市西町1-200)に待避して文書だけ書いてる。郊外のほうはみんな車で来るものと思ってたが、そうでもなさそうだ。それにしても警察官はあまりいないし、駅の職員は人のさばき方を知らない。高架橋上の電車が見えるのだが混雑には程遠い乗客数で発車させている。
こんなことなら待つより行列に並んで駅に入り込むべきと考え直し、並んでなんとか駅に入れた。愛知の友人から「でら混むでぇ」とメールをもらっていたから事前にキップは買ってある。駅に入れたらあっさり乗れて、通勤時間までにはならない普通の混雑状態。本来なら ぎゅうぎゅう詰めであるはずが こんなことでは行列が途切れるはずもない。ちなみに知立方面のほうが混雑は少なく、名古屋市営地下鉄方面のほうが混雑していた。駅が離れている愛知環状鉄道の状況は不明。
豊橋にしても名古屋に向かうにしても東京に当日戻る電車に間に合わせることは不可能!
見てる人に大迷惑なのに私の前を平気で通ってまで途中で帰りだす奴らと同類に落ちぶれれば間に合うかもしれないが、終了後だと駅での大行列から1時間待ちは覚悟しないといけない。残る手段は、なるべく遅く出発する夜行バスか夜行電車(ムーンライトながら)だけ。疲れを考えたら宿泊して始発の新幹線のほうが翌日に響かない。私は栄(名古屋市中心街)に宿泊しました。
この花火大会の大きな問題は、たいしたことない仕掛け花火と最後のナイアガラのためだけに本来なら観覧場所となる敷地をなくしていることと、ナイアガラのためのクレーン車が視界の邪魔になってること。生えてる木まで文句をつけるわけにはいかないが、ナイアガラ花火なんてやめて観覧場所を確保すれば木が邪魔にならない場所が多くなる。そうすれば立ち入らないよう警備している過剰な要員も減らせる。帰り道を考えると人員配置に大きなミスがあると思われた。
来年の予定が今からわかるはずもないが、これは有料席じゃないとダメだとわかり、桑名のほうはもっと近くで縦長な写真モードで再挑戦したいと思ってる。
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