2012-09-23 Sun
JATA旅博で、ひこにゃん 見るのに30分以上も待ってただけじゃないんだよ~いくつかのブースにて観光地のことを尋ねての流れから日頃の疑問を投げかけてきましたが、アンテナショップとか出して東京に出向・居住してる方が展示会に出てきてると東京の客の状況はわかっているようだが、現地からやってきてる人たちは東京の空気というのが読めてないと感じた。
そのなかで長崎ブースで話をしたお方は東京に住んでいるから感じてるようだ。私が地方の観光地に旅して困ることを話したところ、社交辞令で対応しているとは思えない流れを感じ、都民の「時間軸」ってのを理解しているようだった。
体験談として、夜に長崎入りしたら店が開いてなくて困った例を出した。大都市の中心部でなければ全国で同じことなのだが、何か祭りごと開催中でも店が閉まってて、観光地に行ってまでコンビニとか残念な事態になることがあると。大きなホテルならなんとかなるだろうが、こっちは現地で使うお金があるので交通費と宿はケチるのが基本となっている。それに、こうすることは今や特別な人ではない。
都会の人間のわがままなのかもしれんが、夜(深夜にあらず)に到着して居酒屋しか開いてないってのは飲まない者にはつらいものがある。旅館を拒否するのもこうしたスケジュールが理由だ。本当の高級旅館なら客の都合にそこそこまで合わせてくれますが、そんなお金があったら、もっと旅するのが旅人だ。
ランタンフェスティバルのときは通常より遅くまで店が開いているそうだ。
付け加えておくが、地域で大きな祭りがある場合、宿が取れないことが多く、近くの別の都市まで移動を余儀なくされる。前回、博多どんたくでもホテルが取れず久留米まで飛ばされた。花火大会でもこんな事ばかりだ。その場で店に入って食事したら電車がなくなるから泣く泣く先に移動して夜遅くなってしまうのである。この不便さは地方の人間のほうがわかっているのに、現地から動かないで済んでしまうから我々の不都合がわからないんですよ。
旅博では、なんとなく出展してるんだろ?と思える場所も多々見られ、ブースへの人の集まりは大きな差が生まれていた。当然ながら引き付ける何かがあるかが原因だ。やる気があまりなく出展してるところはなんだろうか。電気関係の展示会でもありがちだが、もしかすると業界しか相手にしてないのかもしれませんね。だけどさ、旅行でいえば社員旅行やら団体客狙いなんて時代遅れもはなはだしいんだよ。昔は知らないけど会社全体とか部署ごととか同時に休みなんて無理なんですから。人気ある日帰りバスツアーだって団体客ではなく個人の集まりが結果的に団体になっているだけだ。ですから個々から攻めたほうが、それが家族連れとなり、更に多くの人数に発展すると考える。
旅フェアは500円だが、JATA旅博は入場料1200円も取る。海外が主体の展示会であるから出展していただくよう工作しているのかもしれないが、そんなことは客に関係のない話。客であるのに高い入場料を払って来場しているのは、明確な目的があってやってきているのであり、通りすがりに向かってチラシ配るのとは全く違う。このあたり、出展者はどこまで認識しているのかが気になった。
ということで、観光地と客のみならず個々の出展者にも温度差が感じられた展示会であった。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △