2012-01-17 Tue
望遠のマクロレンズを持ってないので木の上の花のアップを撮ることができなかった。近寄れてもピントの合う範囲の関係で近づけない。200mmレンズは150cm、85mmレンズは85cm、28mmレンズは25cmが最至近距離。カメラの画素数に物を言わせて擬似的に拡大するしかない。すっかり忘れてた うちには AF TeleConverter TC-16AS という古い代物があった。
元はマニュアルフォーカスレンズを擬似的にオートフォーカスに化けさせる機能付きのテレコンバーターだが、テレコンバーター側のレンズを駆動させるとフォーカスの合う範囲を移動させることができ、接写リングのようにも働くのか知らぬが取り付けた元のレンズより若干近くにピントが合うようになる。更に1.6倍なので結果的に大きく写すことができる。
同じ距離でピントが合うならテレコンを付ければその倍率だけ拡大されるが、一般的テレコンは望遠レンズ用。TC-16ASだと広角から中望遠でも問題なさそうで、主レンズより近くにピントが合うから結果的に倍率が大きくなった。
TC-16AS側のレンズを至近距離に設定しておき、主レンズも至近距離にした状態で、最も近づけるところまで寄ってみた。絞りは開放。
カメラはD2Xを使用。TC-16ASはD2シリーズだからそのまま使えるのであって、下位機種で使えないばかりかD2以後の新しい機種(D300、D3など)ではレンズ接点の配線を入れ替えないと動作しない。キヤノンを使って古い時代のEFレンズの画質が悪いってのは実感したが、EFより歴史の古いニコンFマウントのレンズは古くてもキヤノンほど画質が悪くない。わざわざマクロレンズを買うまでもないので使えるものは使おう。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △