2012-01-19 Thu
予め書いておきますが熱海に落ち度はありません。これは分割されたJRの不備について語るものです。本日、名古屋駅で起きたJR東海のICカード(TOICA)が使えなくなるニュースがあったが、熱海-函南を通過する場合は、いつでも使えないやい!と思ってしまった。
熱海・函南だけでなくJRの管轄をまたがる利用が問題なのです。だからSUICAや例えTOICAを使ってもJR東日本の管轄内を移動するぶんには何ら問題はない。函南方面へ使えない点に関しては以前から熱海駅にもICカードは使えないと横断幕が掲げられていたが、離れるほど何も忠告はなく小田原から三島で降りようとしても同じ障害にぶち当たる。
現在、熱海駅でICカードが使えるのは目的地がJR東日本の管轄であるICカード対応駅のみであり、JR東海専用の改札口という逃げ技もなく、ICカード的に熱海~函南間は虚な領域となってる。
三島や沼津と熱海など旅行客も移動が多そうな移動でICカードが使えないほうが問題だし、通勤客もいるはず。どうやらJR東海とJR東日本(その他のJR)の運賃システムが統合されてないのが原因のようです<下記リンク参照>
これは熱海駅の構造による問題だが、JR東海の外向きの改札口がないため新幹線のEX-ICカード利用が面倒くさく、JR東日本の駅の通過の許可を取らなくてはいけない。EX-ICカードを使ってる人は非常に少ないと思うが、東京のベッドタウンと化した今は固定人数でいるはず。
これは熱海だけの問題ではないので、もっと声を大きくして言えるのではないでしょうか。 もっと声を大きく言いたいのはバスの回数券に相当する割引の付いたIOカード(イオカード)がなくされ、結果的に全て通常料金になってしまったICカード払いのメリットはなんなのか?これを考えてもすぐに否定できる。この問題点は以前に書いたんだけど。
メリットを考えると固定移動なら回数券を買ってしまったほうがいい。個人的な話だが、買えるものなら東京・熱海(来宮)って回数券が欲しかったのだが、夏とか冬とか青春18きっぷの期間に絡むことが多いし、有効期限が3ヶ月では短いのが問題で、余らせたら一気に損害に転がることから必要性に迫られなかった。それに新幹線利用も考えられるので、1割引くらいでは冒険できないのが現状。
ICカードに回数券は入れられない。乗る段階でどこに行くかわからないなど、条件を指定してやることができないからだ。小銭をじゃらじゃら時間かけないようバスでの料金支払いに利点があると思うが、事前にキップを買える電車では従来通りでも苦痛とは言えない。突き詰めてゆくと、我々の利点より運営側が得る何かによって導入されたものではないかと思うわけ。
参考ページ:JR東日本:Suica>利用可能エリア>TOICAエリア(JR東海)
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