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ぶろぐん

リンクを張るのに許可は不要(社団法人著作権情報センター参照)
 一般がインターネットのイの字も知らない時代から通信してる側からすると、世間の知らない人達の乱入によってモラルやネット世界常識が崩壊したばかりか、裁判所も不当な判決を出したりと常識が曲げられたところもあるので、現在の法的見解を調べないと怖い。この件は以前からわかっていたことだが、信頼性を上げるために法を扱う方々から改めて勉強させていただく...

 全国的に役所はコピー&ペーストだろと書いたことがあるが、その通りであって勉強してないし用語も不正確。 「コピペ」と称した理由として、各地域の役所に片っ端からアクセスすると似すぎた文面ばかりが出てくるから全体的な風潮となっている。もし、法的に調べていたら、そんないい加減な事を書くはずがない。こういう体質も「お役所仕事」と言われる部類に入るのだろうか?

 例えば大阪市では、「リンクは原則自由」と書いておきながらトップページにリンクした場合ご意見欄から個人情報を含む連絡の要求?お願い?をしておりますが、トップページ以外では各担当者に問い合わせろとなっている。当然ながらそんな義務はありません。

 リンクの許可を要求するのは、かみ砕いて説明すると

  「大阪駅はあちら」と教えたら鉄道会社から「教える許可取ったのか?」と訴えられるに匹敵するバカげたもの
  「国内旅行をするのに通行手形の申請を強要」する行為と言える

 これを許可とか禁止とか語るわけないですよね。なのに、各市町村のウェブサイトではこぞって似すぎた威圧的文面ですので、どこかの役所が元となりコピー&ペーストなのか、ひな形として提供したのか知らぬが、なぜそのような文面にするのか理解できません。
 もし、注意書きを自分で記述していたならば、インターネットの世界を理解せずとも一般常識からして、おかしな事に誰かしら気づくはずなのです。数百でなく数千であろう各都道府県市町村のウェブサイト制作者は誰一人として調べもせず、不条理な要求を突きつけている事に気づくこともなく、「何々のリンクについて」というウェブページを個別に作ったとしたら天文学的に小さい確率な偶然の一致ですよね。


 各都道府県市町村のウェブサイト、「□□ホームページリンクについて」「リンクについて」などに記述されてる大部分の要求は下記リンク先の通り法的拘束力のない「謂われなき要求」です。

社団法人著作権情報センター著作権Q&Aインデックスインターネット、ホームページに関して

 「無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。(デジタル・ネットワーク社会と著作権)」の項目をご覧下さい。この件につきましては外部の著作を扱う弁護士のウェブサイトでも同一の見解が述べられております。

 よってリンク拒否の通達を出すこと自体がおかしく、それに応じる必要もない。どうもわかってないようだがリンク(ハイパーリンク)を拒否したところでアクセスするのは個々の利用者である。アクセスが禁止されたのではなく、そこから辿られるのを拒否したにすぎない。 見られたくなければリンク禁止の要求ではなく、自らのサーバーでアクセス禁止に設定するしかありません。

 世界中のウェブページがリンクによって成り立ってると言っても過言ではない World Wide Webというシステム自体を否定するようなことはやめていただきたく思う。

 何かと羅列されてる文を読んでもリンク自体が違法なのではなく、別の法を犯すことに繋がる事がリンクとして書かれてる。例えば<IFRAME>インライン表示なら著作権にある同一性の保証を犯すことになるが、

  インライン表示はリンクではない!

 他の法を犯す恐れや不正行為を防ぐために関係のない「リンク」を持ち出すのは、やっぱりリンクと他の意味の違いがわからないのでしょう。役所が作ったものだから、そこに書いてあることが適法であると思われてしまう。役所同士のみならず一般人が調べもせずこの内容をパクって使ってしまってる。困ったもんだ。

 悪意を持った誰かに対してバリアーを張るための文章であったとしても法的根拠がないこと威圧的に書くのはよろしいのか考えていただきたい。批評されるべきは批評されるべきでリンクを拒絶することはできないし、すべきでもない。誹謗中傷ならば単なる侮辱であって、リンクする、しないは関係がない。

 私も世間に広まってると信じたことがあるのでデカイ事は言えないが、やはり調査グセによって自分の間違えを修正してきた。お役所という責任のある機関だからこそ、同業だろうとも他者を安易に信用せず、根拠があるのか調べてから記述しなくてはならない。


この有様ですので国会議員がメールの添付書類を安易に開きコンピューターウィルス感染するという体たらくに驚きもしませんでした。 通常なら対策ソフトで弾くか、そうでなくても正体がわからない人からの添付書類など開かず捨てるが基本ですからね。


用語について例、
  × □□市ホームページ
  ○ □□市ウェブサイトまたはウェブページなど 

 ホームページとは利用者個別のウェブブラウザのホームボタンに登録するウェブページのことで、クリック一発でアクセスできる特別な「お気に入り」のことである。疑うならウェブブラウザの「家」のボタンの機能を調べるがいい。それがホームページだ! ですから自らのウェブページに「何々のホームページ」という文書があるのが間違えを広めた原因。 ボタンは「家」の形で示されているが意味はホームベースやホームとアウェイのホーム(本拠地、拠点)の意味。

 ホームページの本当の意味が判れば、「□□ホームページへのリンクについて」という日本語の意味が通ってないこに気づくはず。どこを登録したのかも知らない誰かのウェブブラウザのホームページに、どうリンクすれば良いのか!?

 もう何年も前からホームページの意味も知らず嘘をばらまいたマスメディアの責任であるが、これによってウェブサイト(ウェブページ)のことをホームページと称しないと通じない状況も理解してるが、間違っているので納得はしていない。
 あるテレビ番組で性別に MAN と書いているのを見て目が点になった(→性別の男女の英語を知らない)。いろいろみてきて学力ではない「頭がいいか悪いか」って能力は「学歴」とは違う場所にあるような気がしてならない。



昔の礼儀の名残が間違って伝わった?

 ウインドウなOSにおけるウェブブラウザと言えばMOSAICしかなかった頃、日本のウェブサイト拠点と言えばNTTだった。当時は99.9%文字だけの世界であって、画像と言えばせいぜいアイコン。通信スピードが遅いし、色も出ないし画像が表示できない環境も多かった。検索など存在せず、ブックマークのような拠点が日本ではNTT。
 Nifty-ServeとかPC-VANとかパソコン通信は存在していたが、junet(internet)は大学と関連した企業が接続されたネットワークでしかなかったので、大学もしくは企業と知り合いでぶら下げてもらわないと接続することができなかった。その後、IIJが一般向けにダイヤルアップ接続サービスを提供したが基本料月額3万円で何秒いくらとか初期の携帯電話みたいに高額な状態。それで利用者は新しい安価な業者が出ると次々と乗り換えていたため公開していたウェブページのURL(URI/通称アドレス)も変わることが多かった。検索サイトもなく、お互いの移動を知らせ合うのは当時のマナーでした。
 これも乗数倍に増えたウェブサイトに検索サイトの登場で常識が非常識となったのだが、一般人の乱入と当初の理由が間違って伝わったのが今の「リンクをするなら許可を取れ」という歪んだ要求につながってるのではないだろうか?

余談だが、当時のメーリングリストIFMLの有志が作ったI-Dic(アイドルのデータベース)で名前を基礎とした管理コード体型が 例えば「加奈子(KaNaKo)」だったら KNK であり、私がネットにアクセスできるようになった時には既に完成していたので、たぶん現在は高齢となってる方々が作り上げたものだと思う。世間は新しいと勘違いしているようだが当時からの人達は AKB なんて、そのパクリだと思ってるはず。AKBよりずっと前にこの方式を使ってるグループもいましたがI-Dicよりかなり後でしたね。
| emisaki | 09:41 | comments (0) | 大衆媒体::インターネット |
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