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梅園入園者数の報道より
 地域新聞やネット報道によると入園者数の減少は開花遅れが原因とされているが、何を見てるのかと思う内容もある。書いている数字といい、どっから出てきたのかわからないがマスメディアとして正しく分析できているのだろうか? 人数や入園料という数字は運営側にはわかっているので値として正しくとも、そうなる状況を認識しているかが疑問だった。正しいデータが得られないからこそ疑問はなくならない。

 梅まつり期間の有料入園者数が13万1600人とのことだが、正しく出せるのが有料入園者数と入園料。そこで入園料だが昨年より1300万円だか減って3600万円と書いてあった。入園者全員が一般(300円)と考えると3948万円だが、住民・宿泊者割引(100円)と団体割引(@200円)があり、宿泊と団体を同数と仮定すると24000人くらいになるが、13万人中に対してこれはちょっと少なすぎる気がする。

 団体としての入園や宿泊者割引の券売に並んでいる人も多い。平日はわからないが日曜日はほぼ毎週顔を出しており、いけない時も現地から情報を仕入れてる感じだと納得のいかない。だっていつ行っても並んでいるのは窓口があるほうで自動販売機の通常料金なら並ぶ必要なし。上記の入園料から仮定で算出した人数割合から、宿泊者割引の手売りのほうに並びすぎてる理由が疑問。どれか数字が間違っているのではないかと思ってしまうのだ。一般、住民、宿泊者、団体の人数が公表されての結論なら納得もできたでしょう。

 入園者数が減ったのは咲くのが遅れたからと断定してしまうのは無理がある。現地にいれば当然わかることだが2月から3月11日までの土日は大部分がどんよりとした曇りか雨であって、快晴だったのは1日程度だったと思う。午後から太平洋側は晴れるという予報に2度も裏切られ、東京は晴れても伊豆半島は雨だったりした。このような天候が原因であるほうが受け入れやすいのではないか。この正しい見解は「みなみの桜と菜の花まつり」のほうで語られており、毎週のよう休日の天候が悪いから来場客が減ったとしている。

 熱海梅園では1月から2月上旬の入園料が無料となっていた期間はほとんど客がいなかった。これは失敗なく開花状況を掴んでから出かけてきていると考えるのが妥当でしょう。たとえ宿泊者が前年度と変わりなかったら、客は状況を把握し梅園には行かず他のところで観光していたはず。だから1月より雨の3月のほうが人出は多かった。
 3月11日、湯らっくすマラソンは朝から昼まで雨に見舞われたが、昼過ぎから時折雲の隙間から日差しがあった。よってどこからか湧いて出てきたかのよう梅園は多くの人となったが、状況を判断してから間に合わうのは近隣のみなので多くは最初からどこか近くにいたはず。


 梅まつり期間中の入園者数が18万人(正確さは怪しい)と出ていたので、そこから Aランチ の応募割合を出すと 2.2% で100人に2人ちょっと(元日から3月4日までを12万人と仮定。応募数は2664通)。当然ながらこちらには成功か失敗かはわからず、以後の流れから勘ぐるしかない。

 もっと客数(応募人数)を増やしたいと思っても熱海の飲食店に許容度がないのだから仕方がない。前に指摘した通り、このような繁忙期で企画を立てたのに日曜日が休みだったり、ランチの時間でなく昼の営業が11-14時前後など消極的なのもある。だから全体的な店の許容度など関係なく客が入りやすい店に集中して入店できないことがあった。逆に閑古鳥が鳴いてる店もあったであろう。自分らの時間がズレているときもあるし、時間をずらさないと入れないこともあるが、前記の通りで14~15時を過ぎると夕方まで待たねばならない。そのような事から対象店と関係のない店に入ることもあった。


 閑散期における整備はどうなっているだろうか? 以前に巨大なクモが多くいると書いたが、駆除に関しては疑問が出た。各所に出かけて気づいたが、花を撮影したら模様ではなく中心に無数の虫が写ってて気持ち悪かった。小バエみたいなのがほかの花にもたかってて状況が違った。個人宅などでクモの巣を気持ち悪いと駆除してしまうと、クモのエサとなっていた多くの小さい虫がはびこってしまうのだろう。 梅園で撮影しているとクモの糸は写るし、たまに虫もいるが、花に小さい虫がうじゃうじゃなんて見たことがないので、それはクモが一役買っているのではないかと思ってる。まさか防虫剤はないだろう。花が多いなか虫が少ない真相はいかに。

| emisaki | 08:11 | comments (0) | 熱海::考察 |
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