2012-05-24 Thu
東北ローカルパスが発売されるようだ。福島県内から青森県まで東北6県のJRとローカル線の普通車に連続する3日間(金土日、土日月のみ)乗り放題で大人6000円、青春18きっぷと同等の扱いで普通車以外では乗車券としても使えず、特急や新幹線に乗る場合は乗車券ごと買わなくてはいけない。2012年6月1日から来年春まで販売されるようだが、お盆と年末年始の期間は使えない。JR東日本 仙台支社
JR東日本の本体でなく仙台支社に載っていることからも、この切符は東北から東北内を移動するためのものとわかるが、この使い道を考えたくなるもの。
個人的に東京から行くのを考えると利点が思いつかず、あるとすれば青春18きっぷが使えない期間の土休日。7月20日になると「青春18きっぷ」の期間になるため、「東北ローカルパス」の3日間連続に縛られることがなくなる。ローカル線に乗りたくても太平洋側は復旧の見通しが付かない路線が長くあり、ローカル線の多い福島やJR在来線が途切れている青森県で効果が出るかな。「青春18きっぷ」だと青森~八戸を通過することだけ認められてる青い森鉄道に途中下車できる。
このローカル線に乗りたければ東北パスも使えるだろうと適当な考えの裏付けが取れてしまったのだが、盛岡から青森へ行くのに、
・盛岡→(いわて銀河鉄道)→好摩→(JR 大館、弘前経由)→青森 3,890円 約5時間
・盛岡→(いわて銀河鉄道)→八戸→(青い森鉄道線)→青森 5,330円 約3時間20分
・盛岡→(東北新幹線)→新青森→青森 5,780円(自由席) 約1時間20分
ということで、長野新幹線の時と同じくJR東日本が東北新幹線開業に伴い赤字路線を捨てたと思われるが、第三セクター運用されてる「いわて銀河鉄道」「青い森鉄道線」は運賃が異様に高くなっており、似たようなコースの東北新幹線の特急料金込みと450円しか違わない。ローカル路線上で下車しないなら金額的に新幹線で問題なく、在来線は従来の東北本線とおり駅があることくらいで地方経済に重くのしかかってる。北海道のように第三セクターになってから廃線の可能性もある。
昨年は結果的に別のイベントを選んだが、計画したのが仙台七夕花火、仙台七夕、山形花笠、山形県 酒田花火ショー、秋田竿燈まつりを回って帰ってくるコース。実際には山形・秋田へは行かず宮城の松島観光をしたのち埼玉県内の花火に立ち寄ったが、規模的に酒田花火ショーに行くべきだったと後悔した。掛け持ちが可能かは曜日の関係となる。8月初旬のためお盆休みの期間に左右されないが、節電で休日もズレているため混雑は避けられない。
東北6県内で1日2000円以上乗車しないと損だが、郡山→仙台が2210円。普通電車じゃ時間がかかりすぎるので「えきねっと得だね」とかのネット事前割引を使って新幹線か、事故の後には妙に慎重になるバスだろうか。
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