2012-08-13 Mon
花火仲間に「そういえば候補にも挙がらなかったなぁ」と話していたら「手賀沼は中止だよ」といわれた。その時点で「またか」と思ったが、過去の中止の多さから忘れ去られていたというのが正しい。聞いた理由が曖昧だったので調べて要約すると「放射能対策の経費をより多く確保する必要」ってことだ...地元ではない客として 「花火大会はいくらでもあるので別にやっていただかなくても結構」 というのが大方の見解ではないかと思うが、開催側としては鎮魂慰霊祭でもないのに花火を行ってきた理由を考えたら中止が街のためになるのか?
「カネがないからできません」という素直な理由には何も文句はつけられなくなるのだが、昨年の千葉・神奈川の中止理由を考えると実に白々しい理由で中止してきた。昨年も「祭祀」の流れから花火をやってきたところは中止がほとんどなく、「客寄せの営業」のほうに中止が多かった。
手賀沼花火(柏市と我孫子市の共同開催)の総予算は不明だが、事前に計上したとされる予算からすると花火大会としては高額ではない。中止が発表された4月28日、そこから先の企業協賛金の集まりで開催に持ち込むなんて関係なく中止ありきで事が進んでいたのだろう。
除染問題。確かに原発では人工的に大量の放射性物質を作り出してそれが漏れてしまったのだが、離れた場所においてもこの宇宙・地球の状態に無知な連中の騒ぎすぎから差別が起きたり、裏に環境テロリスト(またはそれで儲けをたくらむ悪党)がいるんだろうが地球のどこかで昔から普通にあるより低い値を強要し、それを政府に認めさせてしまったりと異常事態の異常。拡散したのを集めれば数値は高いのも当たり前のことだ。我々一般市民をよそに相反する勢力の思惑も見えてくる。(略)
こういう流れから柏市は経済効果よりも悪いイメージの払拭を最優先にしたいらしい。現に「市長室だより(広報かしわより)」では、そんなことばかりが書かれている。だが、更に悪く考えて卑屈になってるだけ。役所は本当の危険ではなく、無知に騒ぐ住民から逃れたいだけだろ。政府筋が情報を隠蔽したりと信用を失っていたことから住民も聞く耳持たなくなっていて、役所はそこと対峙する気がなく場当たり対応が招いた結果ではないか。
手賀沼花火大会の観客数は前回の発表によると約40万人。私の見てきた感じでは観客数の発表に大きな違いはなく、終了から1時間以上でも駅になかなか入れない状態だった。こうなってくると事業予算以上の経済効果は確実なものだ。
柏市を例にしたのは中止した理由が全面的に柏市にあるからだ。我孫子市によると単独開催も考慮したが警備予算面でできなかったとある。対岸だから関係ないと言えないのがつらいところだろう。
そのくせ柏市は柏まつりを盛大に行いましたね。中止理由からしたら柏まつりも中止するのが筋というものです。それとも柏まつりに市はびた一文も使わなかったとでも言うのか!!いやいや、調べたら市税が使われてる。同じカネを使うなら35年続けてる柏市のまつりということなのだろう。
来年があるなら柏は切り捨て規模を縮小してでも我孫子市花火大会に改名し、場所も変更して単独開催したほうが市民サービスと経済効果としてよろしいかと思います。そうしたら柏市から客が来て我孫子の勝ちが目に見えます。
そこで繰り返し題名を 「手賀沼なんて、すっかり忘れてました」
何かと花火大会に行ってる立場としてこれを書いている訳ではありません。極論を言えば日本中で花火がなくなっても私は困りませんので勘違いなされるよう
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