2012-08-15 Wed
過去の経験として2年前に「日本製であることの重要性」というタイトルでキヤノンのビデオのバッテリーについて書いた。そこでビデオではなく写真用は日本製であることに言及したが、時間が経過してみるとそれが正しいのか疑問に満ち溢れた。前にすぐにへたったのはビデオのバッテリーでキヤノン純正の中国製だったが、写真用の中身は日本製と明記されているバッテリーLP-E6、前日カメラでの表示は劣化度が1段下がっていたが、たったの13回目の充電使用にてダメになったようだ...充電回数についてはバッテリー自体に張り紙をして回数を記録しているから正確。1年を経過しているため保証は切れてる。バッテリーの保証期間って90日だったかな?
バッテリーの使い方については毎日のよう数十回も使うこともなく、また、長期的に放置することはない。購入初期に動画モードにて電池に減りが激しかったため買い足し、3~4本をまんぺんなく使ってきた。そのうち2本は純正ではなく某国製の互換品(純正充電器対応・バッテリーグリップで動作可)で充電は20回になるが今のところ問題は起きてない。
だが上記リンクの前記事と同じ事態となったわけで、なんのための高額な純正品なのか! と怒って当然だろう。 確かに互換品には粗悪品もあるだろうが現実には製造コスト面で検品してない故障品を掴まされるくらいで交換してくれる。アキバでジャンク部品を買ってくるようアタリは数を買っての率で考えることにしてるが、それを考えることなく4~5倍の値段の純正品でトラブルではシャレにならない。そんなことだから怪しい互換品のほうが使える品になってしまう。怪しくない使い慣れた互換品メーカーなら尚更である。
LP-E6は小型容量で長持ちしないが、EOS 5D、7D系統、他社の外部モニターでも兼用して使えるため機器構成として便利である。同一の機材を持っていることで無駄にバッテリーを多く持っていく必要がない。これらの製品を使っている人たちの信頼を失ってどうするのか!?
高いのに信頼できない…なんとも今の日本の電化製品の多くに当てはまってきている
私は製造会社に愛着を持たず、必要とした機能によって選択しているため1社だけ購入していない。平行して使用してきたソニーやニコンでは、もっと長期的かつ多くの使用を繰り返してトラブルが発生してない。はたして個人がたまたまハズレを引いて騒いでいるだけだと言えるだろうか…。
某社の車を買ったらA石油のガソリンしか入れちゃダメなんてことはありえない。プリンターの紙やインクもあり、ビデオカメラからと思われる消費者無視の周辺機器の毎回のような変更は買い換えの意欲も失わせる。一般市場用としてビデオカメラが2万円なのに交換バッテリーが1万円じゃ誰が買うのか?この悪の相乗効果は流通システムがいけない。だから価格COMの最安よりは高いテレビ通販も、販売力を使ってバッテリーもう1本つけるなんて芸当をやると一転して激安になってしまう。
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