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ぶろぐん

スカイツリー開業半年“足元”には光当たらず@産経新聞を読んで
 msn産経ニュースにそんなタイトルの記事が出た。当然の結果としか言いようがない。うちの近くの商店街も同じだが、市場調査すらしてないので自分らの販売する商品のダメさ加減に気づこうともしない。かろうじて存在しているのも閉鎖的な社会を構成している人たちがいるからで、外界を知った人からは次々と見向きもされなくなる。よってシャッター商店街ができあがるのだが自業自得ではないのか!?

 既に各方面のテレビ局がスカイツリー周辺の低迷については取材している。努力というか能力のある店はスカイツリー前も後も関係なく生き残ってるが、テレビを通じて見た中では多くの店主のやる気のない姿勢から同情には至らない。単に今までは近所付き合いで買ってくれてたような関係だったのはないか?魅力のある商品だったら客が離れるはずがない。

 過去なら遠くまで買いに行かないといけなかったから近くの商店で買ってたのだが、東京ソラマチができて遠くまで行く必要がなくなった。結果から判断すれば以前は「仕方なく近くで買っていた」だけではないか。魅力ある街、商品を作るのが先決である。


 余談だが、同じ理由での衰退は観光地の商店街にもある。その場所で競うことを考えがちだが、観光地の場合の競合相手は客の地元でしょう。観光地ではいくら素材がよくても経営上コストパーフォーマンスが悪いため料金がかなり高くなる。私は同じ尺度である金額で考えるから、行ってよかったと思うことはあるが、買ってよかったと思うことがほとんどない。食事についても納得するにはかなり高い料金を払ってきた。


 さて、東京スカイツリー開業してから家の近くから路線バスの新路線ができてる。乗ったら次のバス停は東京スカイツリー前であるので下手したらバス停近くのお年寄りたちなら地元商店街まで歩くより楽なのだ。この便を知ってからスカイツリー撮影でちょくちょく使っているが、休日には以前より混み始めたのでクチコミで広まってきた可能性がある。

 このことから光が当たらない “足元” ってのは、押上周辺商店街のみならず意外と広範囲である。家の近くに行列のできるラーメン屋が1軒あったとしても、あとはマズイものばっかり売ってる商店街では光が当たるはずがない。いくら経済状況が悪いと言っても1~2割高い旨いならそっちを買いますよ。高くてマズイ調理品もあるから困る。城東地区や地元を愛さないわけではないので早く気づいていただきたいものです。
| emisaki | 08:40 | comments (0) | 大衆媒体::紙媒体 |
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