熱海発21:25の東京行きの例だが、小田原駅で快速アクティーのほうが先に発車とアナウンスが入るので、乗車してる大部分が乗り換える。これは時刻表じゃなく体験から知ってたコース。　それに過去なら熱海を20:59に発車する車両が全席２×２シートだったからグリーン料金払わなくても快適だったため間に合うように突っ走ったものだが、今年3月から味気もない普通の東海道線車両になったため花火終了後も急ぐ必要がなくなり、21:25東京行きの使用が増えた。

　鉄道ヲタクじゃないけど旅人であり、伊豆に注目しておきながら時刻表の裏にある運行に気づかなかった。まさか伊東からも変な運行があるとは思わない。ネットの乗り継ぎ案内が進化してて気づくこととなる。乗ってたら気づいたんだろうなぁ...

　伊豆の花火は旅館が仕切ってるため季節なんて関係なく宿側の都合で開催されるから冬だろうと終了は21時頃と遅い。更に通常の集客方法と違って客がいない時に仕掛けるため、宿泊→観光→夜に花火→翌日仕事だ疲れるだろバカヤローって構図になるため、必然的に働き盛りの客は避け、近隣住民以外では学生、年寄りかオバちゃん組となってる。

　そこで、なるべく21時終了の伊東から帰るならなんとしてでも21:12発に間に合わせないと時間の無駄と考えてた。夏の按針祭なら臨時便が出るので突っ走るのど急がなくてもいいが、21:42 （今年３月まで21:40）の品川行きでは品川到着が24時過ぎるので避けていた。

　　　まだまだ変なルートを教えてくる乗換案内も徐々に進化してる
　　　以前は途中発車して先に到着する電車なんて教えてくれなかった

　JRが提供している乗り換えの案内も以前なら途中から別の路線に乗り換える変なコースは表示していたが、同じ路線は検索されなかった。今回、伊東温泉とっておき！冬花火大会からの帰りを調べたところ、伊東21:42は品川止りなのに東京まで行くのが出てきた。他路線に乗り入れ駅や路線名が変わる駅は表示されるので、停車なのか乗り換えろなのかよく見ないとわかりにくいが、見たら熱海駅で乗り換えだった。

　ネットの乗換案内は本屋で買う時刻表みたいにズラズラ停車駅が表示されないから前後関係も途中駅の関係は全くわからない。いわば時刻表が２次元の世界ならネット検索は１次元であり、探すのが便利に見えて実は不親切。JR東海は前後の便を一発で検索できるが、JR東日本は時間を入力しなおさないと探せないと格差がある。

　JR東の微妙な更新により、伊東21:42→22:05熱海・熱海22:08→23:46東京と出てきた。これがあって品川行きの運行を調べると熱海で15分停車。この隙に熱海から東京行きがあったのだ。避けていた電車だからといえ不覚。なんで熱海で15分停車なのか？

ということで、帰れる最終電車の時間は同じだが到着時間が早まるから伊豆のページの時刻表を訂正した。