2023-04-12 Wed
→ CBCテレビ > ニュース > 名古屋駅前で鉄道の高架下にバスが“引っかかって”動けず→ 現場:名駅通 Googleストリートビュー 2021年9月
事故現場であるLIXILとZepp名古屋の間の東側は3.8mとは到底思えない。西側であれば3.8mと算出したが東側は推定3.6m。
愛知大学の近くのガード下 ささしまライブ東と高さが違うのに同じ3.8mと書いてある。それが 3.6m だったら通常のハイデッカータイプバスで引っかかる可能性が高く、安全柵(鉄骨)に付いたキズにも違いが見える。
高さの疑問とは別に、あの場所を普通なら大型の観光バスは通らないことや、事故を起こしたバスは窓ガラスが割れてるのに現場から走り去ったとのことで営業許可を有しているのか疑う。
なぜならコロナ前、卑しい某国人による「白タク、白バス営業」が問題になっていたから。
3.8mもないとする根拠
正確ではないにしても指標になるのが人の身長。Googleストリートビューには年代を変えれば複数名が映ってる。上記でリンクした2021年9月では工事の警備員が映っており人物の高さ 2.2倍 と推定。警備員は女性だが3.8mが正しいと身長は1.727mとなってしまう。
通過してる車両の高さも判断材料。「ささしまライブ東」であれば高さは3.8mあると算出。広角だと歪曲するため離れた映像も使った。
ほかに指標として円形道路標識の直径0.6m、横断歩道の白線幅0.45mは決まっており、数値でなくとも同じフェンスが続いているため高さ、長さの違いを知ることができる。
トラック、トレーラーが重機や荷物を乗せて高くなって引っかける馬鹿がいても、「大型車」の車両制限によって「幅2.5m、高さ3.8m、長さ12m」を越えてはならないため一般車両が引っかかることは無い。越えると「特大車」で公道走行が困難になり観光バスで使うのは事実上不可能。
高いと言われてるハイデッカータイプバスでも車高は3.52m、ダブルデッカー(二階建て車両)で3.78m。特別認可で4.1mまで可能だが、そのような車両は決まった道路しか走らない、走れない。
東京だと「はとバス」が幅2.47m、高さ3.79m、長さ11.99mと全てギリギリの車両。はとバスの営業本拠地である東京駅南側(有楽町駅寄り)のガード下も3.8mだから、それで引っかかるなら通れない。東京駅北側(神田駅寄り)は4.0m。
テレビ番組にて東京駅南側の高さ3.8mとある場所はオープントップバス(2階建て)の屋根がない車両が通過している。その車両は長さ11.990m、高さ3.750~3.780mと表記されてるが高さが範囲になってる理由は書かれてない。サスペンションの問題なのか、乗客が乗って沈み込む状態を示しているのか不明だ。
数センチメートルと誤差が出れば引っかかる可能性があるが、そもそも守るための鉄骨がぴったり3.8mとは考えられず、少しは高いはず。それでも引っかける阿呆どもの存在がキズという証拠として残されている。
スマホの持ち腐れと揶揄してきたよう相変わらず園児だらけのコメントを見かけるが、最低限の調査をしてからとやかく書くべきである。続報が欲しいニュース。
<追記 2023年4月13日:
フジテレビ「めざまし8」の取材にて少しわかったことが増えた。現場は鉄骨の形状からも推測した場所で正しく、抜け出そうと前後に動いたため窓ガラスが割れ飛散していた。事故報告せず警察が動いてるとのこと。捕まえるのもだが、本当に高さ3.8mあるのか確かめて欲しい。
東京でもトレーラーが引っかかる事故が報道。残されてきた傷跡からも、ありがちな件。
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<追記 2024年9月18日:
→ やはり桁下3.8mなかった名鉄、東海道線高架下@名古屋市中村区 [当方ブログ]
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| emisaki | 2023-04-12 Wed 23:36 | 交通::事件・事故・違反 |
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