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ぶろぐん

オートブラケッティング機能に足りないもの それはフォーカスだ!
 オート ブラケッティング機能により、撮影モードで絞りかシャッタースピードを前後に変更して複数枚の撮影が可能だが、それだけでしかない。これなら手動でも可能だが、撮影した写真を確認してから手動で変更している暇なんてないからこそ搭載された機能だと思う。ですから必要なら手動でやれというのは筋が通らない。手動操作なら絞りやシャッタースピードの変更のほうが楽である。

 だからブラケッティング機能に足りないのは フォーカス である。 被写体が平面であったりすると意図した場所に合わないし、カメラのAF性能が本体やレンズごとにズレているなどと多くが問題視するくせに、誰もフォーカスを変えて何枚か撮る機能の必要性を唱わないのはおかしい。絞りが多少狂ってるなら救えるが、ピンボケは救いようがない…

 撮影しながらフォーカスを回せばいいのか? AFモードから手動に切り替えるには多くのレンズでスイッチ操作を伴い、そのまま可能なのは一部のレンズのみ。また、フォーカスリングではズレ以上に動かしてしまう恐れがあり、人間業でない部分を機械にやって欲しい。

 なぜ ソフトウェアの変更のみでできるオートブラケッティング機能にフォーカスの要素を組み込まないのか? 既に高画素化されており、このたびはニコンが3630万画素のD800を発表した。フィルムなら解像度が劣るため微細なピンボケを識別することはできないが、高画素のデジカメでは容易に確認できる。ポートレート撮影で85mm F1.4、例えF2.8であったとしても実際に1cmに満たない被写界深度で戦うことを考えると、野外のような環境でいちいち確認作業をしている余裕はないのだから必要であろう。

    多くの人がこの機能の必要性に気づいてないのではないかと思ってる

 以前、Photoshopなどで有名なアドビが複眼方式によって任意の被写界深度と異なる場所へフォーカスの合ってる写真を参考発表したが、これを同時ではなく複数枚で行うことになる。ここからとHDRから発展できる機能として絞らずにパンフォーカスな写真を作り出す機能も考えられるでしょう。絞りと違ってフォーカスを変えると画角が変わるという問題がありますが、そこはソフトウェアによる処理が必要となってくる。

 ニコンのカメラにはホワイトバランス(WB)をずらして複数枚撮る機能があるが、どのメーカーを調べてみてもフォーカスというのがない!
| emisaki | 07:17 | comments (0) | 映像音声::考察 |
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