2012-05-23 Wed
小田急グループのニュースリリースによると箱根において総額35億円の投資を行うと発表されていた。どれも実際の運用は2013年3月以降となり、「芦ノ湖 新型海賊船」 「大涌谷駅 新駅舎」 「箱根湯本 日帰り温泉施設」 「箱根登山電車 新型車両」。前者3つは建て替え(造り替え)のようで、登山電車は2両増設され既存の2両を3両編成にするようだ。登山電車は坂道の関係で定員が少なく混雑時には待つことになる。年に1度の特殊状況だが、夏の強羅の花火の帰りを考えると2両では焼け石に水で、通常の繁忙期の対処ってことになる。2両加わるのは2014年4月以降であって当面は現状のままだ。
登山電車だが小田原(箱根湯本)から大涌谷へ行く場合、バスに比べて時間がかかりすぎるのを訴えたい。景色を楽しむという点にも大部分がトンネルであって、木々に囲われてることを考えると路線上での景色は一部だけ。景色はロープウェイに乗るまでおあずけとなる。危険性については考えたらキリがなく確率も低いし、論じないことにした。
小田急の発表ということで自らのグループ内の交通路だけで周る「箱根ゴールデンコース」などと称しているが、それは大昔からの定番すぎるため、私としては、また小田原に戻ってくるだけでなく、御殿場、熱海(湯河原)、三島(沼津)へ抜けるコースをお薦めしたい。
しかしながら小田急としてはロマンスカーによる沼津への乗り入れを打ち切っており、今では御殿場への1日3本を残すのみとなった。小田急沿線に住んでいたら、よほど魅力がない限り、わざわざ乗り換えて行くこともなくなる。ロマンスカーは通勤としても使われるが通勤時間帯でない御殿場路線の存続は怪しい。どうせ新宿を通って来てる人なら三島、熱海は新幹線という手がある。
小田急ニュースリリース
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