2020-07-15 Wed
2020年7月15日放送 フジテレビ「林修のニッポンドリル」この前のタモリ倶楽部の「グー鉄」だってGoogleストリートビューに写ってる電車を探すコロナ禍の苦肉の策とも言えるし手抜きとも言えた。ネット投稿情報を利用する番組は増え周知のネタだ。
あからさまにネット収集で済ますことは報道にすら蔓延しており、マスメディアへの不信感から報道関係から映像を使わせてとの依頼に「お前が行って撮影してこい」と断る人が増えてきたが自業自得だ。なぜならワイドショーとか見ていればわかるが “他力本願” だらけは新型コロナウイルスが出る前からだった。素直に募集したほうがまだマシ。
・長い横断歩道
本日に放送されたよりもっと長い横断歩道が紹介済みです。ちなみに短い横断歩道もテレビ放送済みで似たようなのが何カ所も報告されてる。大人が2~3歩で渡れる狭さに歩行者用の信号が付いてる場所まであり税金の無駄に思えるが、軽トラは通れなくてもバイクは通れる車道であるのと、違反が常態化しているチャリカスによる歩道走行を考えると信号機が必要だと考えられる。
多数あるってことはテレビ朝日「ナニコレ珍百景」のほうには大量に投稿がよせられていると思うが、放送されるのは、最初であるか、過去を越えるか、何か衝撃的なことがないと取り上げられても面白くなくボツにされているだろう。
ネタ切れがやってくるのは最初からわかっていることで、各種番組で「それ前に見たことある」が増えてくる。ということは、私よりもっと年齢が高い人達は知ってることが多いはずだ。私がよく思うのは、「ナニコレ珍百景」なら「投稿特ホウ王国」で見たとなり、生活情報番組なら「伊東家の食卓」で見たって思うことである。小さい子には知らない世界でも大人には知られたこと。10年ひと昔だったとしても、そんな時間を経過せずとも繰り返されるから「またやってるのか」となる。
紹介するなら渋谷とか大都市じゃないのに日本一の面積な横断歩道にしろ。本日のなんて見ててガッカリだよ。その程度かって。ネット検索してるなら簡単に見つかる。だったら簡単には見つからないのを探してくるのがテレビじゃねーのかよ!
・低い線路の下の通路
JR内房線 姉ヶ崎駅 西口または東口より木更津方面で線路沿いに500m
千葉県市原市姉崎西2丁目8-18付近 [地図] [ストリートビュー]
こっちも何度も紹介されてきた。「ナニコレ珍百景」でも放送済み。
都心部で有名なのは泉岳寺(都営浅草線 泉岳寺駅)近くのJR線下のトンネルだが今は工事中で低さは解消されちゃうはず。私がよく通ってたのは田町駅近くの自動車は通れないトンネル [→Googleストリートビュー]も高身長には頭ぶつかりそうだったが、確か周辺の再開発と共に少し掘ったんじゃないかな。階段なんて記憶にないから。
正確な番組名は忘れたが東京無線タクシーの東京タワー状の行灯の先端がなぜ切り取られてるのかってクイズにもなっていた。その低いトンネルをくぐった先に(当時)営業所があって通るから、その営業所のタクシーだけ行灯の先端が切り取られてたのだとか。
私が最初に見たのはフジテレビ「トリビアの泉」だと思ったが確証のためネット検索したら、『東京無線のタクシーにはあんどんの先がカットされているものがある … 52へぇ』 として出てきた。
レコード針のナガオカの話も、ほとんど変わらぬ扱いで別番組で見ました。何年も前に放送ならいいけど、そんな前の話じゃない。テレビで企業が紹介される場合は別の意味が考えられるが、無数にあるネット投稿にしても全く同じ話が各局を飛び交うくらい制作能力がなくなった。
繰り返すが、このような制作の劣化は新型コロナウイルス以前から始まっており現状を理由にすることはできない。当然ながら劣化したのは「人間」である。クイズ作家とやらの体たらくを指摘したことがあるが、短期的にネタを使い回すのである。
ちょっと本題の番組から脱線してフジテレビのクイズ系を辿るなら、火曜日19時「今夜なナゾトレ」、20時「潜在能力テスト」と続いており、同日に同じネタが出てくること何度も繰り返されてきた。だから「今夜なナゾトレ」で得た答えが「潜在能力テスト」に登場するってことは、さっき聞いたばかりの答えを知ってることになり面白くもなんともなくなる。それらの番組は録画、早送り視聴推奨で2時間見てたら時間の無駄。
他局と違って番組当初に出てきた金庫を開ける鍵開け職人の程度の低さは指摘済み。なおかつ鍵穴を破壊するにドリルの使い方も日曜大工の俺以下の知識しか持ってないの一目瞭然だった。修正してたが、最初にやったことは取り返しがつかない。その程度を最初から考えられない無能さが、繰り返し事件を誘発させるのである。
1番組でも複数が関わるし、誰が作ってるかは視聴者に知るよしもないが不祥事の別番組も含めてどうやらフジテレビは「程度の低い制作会社」を多く抱えているようだ。知り尽くしているわけじゃないが番組の制作会社って変な奴らが多い。
「ニッポンドリル」においては主張に合わせるように日光東照宮の位置を番組中に表示した地図で変えやがった件を蒸し返そうか。参道が曲がってる(江戸から見て西へ6度)と言ったのに、番組が進むと鬼門(北東)だなどと言った件のことだ。鬼門は江戸城から見て浅草寺のある方向(ずっと先は水戸)だから日光は無関係、それとも江戸時代に地軸が傾いたのか!? 偉そうな事を言う番組なのに見ていて呆れ、他の情報も信用に値せず再検証が必須なら番組の価値がない。
番組から外れ、
橋の下で堤防上の通路が低いところならいくらでもある。通行自体ができないところも多いが荒川なんかだと堤防を嵩上げして通路じゃなくなったところもある。荒川の堤防の欠陥は京成電車の橋で、堤防を高くしたのに線路(鉄橋)は昔のまま無理。線路の脇に壁を作ってるが、低いからには越水は免れない。越水の危険になったら電車の運行を停止させ水門みたいに閉じられる機構が必要。
同様に新四ツ木橋は高いが四つ木橋(水戸街道)は低く堤防を高くできない。しかも上を通ってる首都高速道路は時代的には新しいのに手を抜きやがって京成電車も新四ツ木橋の上もギリギリで通り過ぎたら高架橋の高さを下げてしまうため別の低い箇所の下の橋を高くしようにも限界がある。
この無計画さが防災上の大問題であり、都市計画した奴の目の前で罵ってやりたい。当時の首都高の道路公団に対して高く作らせるように決まり事を作っておくべきだった。別に根っからの都民じゃなくてもいいけど東京を知らんとは無知無能が防災を滞らせてる。
スーパー堤防なんて戯言の前に脆弱な危険箇所はたくさんある。
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| emisaki | 2020-07-15 Wed 20:07 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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