2014-05-11 Sun
ロードプライシング計画は鎌倉の情報収集の流れから得ていたため、4月の鎌倉まつり記事で私が先に取り上げてしまった。ブログ掲載以外でも湘南地域に行くことがあるから平日との落差も体感している。休日ならば小町通りは避けてお目当ての店に行くから渋滞は車だけではない。若宮大路は幹線道路ではなく鶴岡八幡宮への参道であって行き止まりだし、広く見えるだけで片側1車線。休日、それほど多くないが常に渋滞を感じるのは、鶴岡八幡宮前を横切るように大船・北鎌倉から横浜横須賀道路へ続く道(県道21号、県道204号)、大仏前の長谷通り、逗子から江の島への海岸線(国道134号)。
ところが鎌倉区役所前の通りが渋滞してるのは見たことない。ほかにも道が狭いなりの詰まり具合はあっても渋滞とまでは言えない道もある。カーナビが普及しても“知らない”が救ってるのだが、路地から先への抜け道がないところがあったり電車の踏み切りがあったりと、渋滞してるからって素人観光客に流入されたら住民も迷惑だから、これは阻止しなければならない。
番組の街頭インタビューで商業車について語られたが、これも自分勝手というか、たまにしか使わないより行楽より定常的利用な商業車のほうが渋滞の原因に加担しているのだよ。路上駐車だってやらかすでしょ。
・料金はどうやって徴収するのだろうか?
ETC搭載は必須ではないし、動作を止めることもできる。狭くて料金所は作れないし、警察のNシステムみたいに認識するしかないだろう。となると電子的関所が予定の9ヶ所では容易に抜け道がある。
都内への渋滞から抜け道で何が起きたかというと民家の隙間を通られて「住民への危険度の増大」であり、そういうことをする奴に限ってロクでもない運転手なのだ。節穴ばかりの間抜けはまさに お役所仕事。
・料金は車両の所有者と定めること
でないと言い逃れが出始める。道交法違反で貸しただけとか言うやつが出てくるから所有者責任にすべき。運転手が違うなら例えスピード違反は問われなくても、通行という車両自体に関わる責任なら所有者に伴う。
・料金徴収は動的な日時制限、もしくは異なる料金を設定すべき
渋滞解消なのに渋滞と無縁な時期に徴収されるとしたらおかしい。
・市民から徴収するのはおかしいのか?
お約束のように外国ではそうだというのだが、外国が全て正しいわけがない。よって市民は無料という選択肢もあるが、利用料と制定できず税という立場でないと実現できないなら市民は劇的に安くする方法がある。
似た事例では、こっちの家系は江戸時代から東京に住んでいるのに近代移民者が原因で人口が増え高くなった税金を同じように払わされてるのだから元から住んでいるという言い逃れができない例もある。
・税ならば収入に応じた料金にすべきだ
番組では金持ちしか来るなというのか!と言われてたが、同じ痛みを伴って車両流入を防ぐならばこの制度をとらなくてはならない。
・乗車人数が多いと電車より安上がりなのか?
バスとか業務車両ならば正論だが、家族旅行なら間違った計算だと思う。1日という短期的利用ならば成り立つが、車両代金、維持費など経費と利用日数で計算しなおしたほうがいい。私は過去に計算していて、毎回タクシーを利用したほうが車を買うより圧倒的に安上がりという結論になった。都内で駐車場もバカ高いから郊外とか激安で燃費のいい軽自動車で計算すれば違った解答になるかもしれない。
番組を見ていた部分から短時間に思いついたのだけ書いたが、この何百倍も考えるべき部分はある。
今回も松尾くん(鎌倉市長)は登場しなかったが、町長とか市長って可哀想に思えることもある。選挙で選ばれてるからクビされる可能性もあるのに、クビにならない公務員による政策で住民の対立に巻き込まれて権力を振るうことができずにいる。だからって関西のどこぞの奴みたいに“お山の大将”的に市民から選ばれたなどと称して権力を振りかざされても困るでしょう。
最近この番組は同地域の問題を立て続けに取り上げる傾向がみられる。先週に江ノ電やったばかりだから、そこでネタを拾ってきたのだろうか? こうした問題にたいして制作上の効率化だとすると「噂の現場」の意味するところが弱くなる。これより深刻な問題はないのだろうか。
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