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    噂の!東京マガジン 青梅の梅ウイルス問題
  • さらぽん >04.24
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ぶろぐん

噂の!東京マガジン 青梅の梅ウイルス問題
 青梅市の梅のウイルス感染が広がってる問題。青梅に行っておきながら桜と街並みだけで梅はすっかり忘れてた。そういえば熱海梅園に感染したら大変のような書き込みがあったっけ。

 前の宮崎県でのことがあってか熊本県で発症した鳥インフルエンザの対応は素早かったわけだが、生き物の種類は違えど青梅は2年経った今もいったい何をやってるのか! 加えて伐採を渋っている市民連中には呆れた。梅の商売人じゃないのにカネなのか。他に伝染させるかもしれないのに日本人のすることとは思えない対応ではないのか?

 梅農家のほうだが、これは補償問題によって伐採を渋ってることがわかった。補償されないと仮定して先に進めようにも一ヶ所で伐採したところで、ほかが伐採しなければ伝染するので新しく植えることができない。

 教えてあげたいが、現状が補償されようが何年も遅れたらその分は損害なわけで、とっとと全て伐採して新たに進めるのが得策と考える。動物だと対策が早いのに、植物だとこうも遅いのかと。

 勘違いもはなはだしいが、最初から国による「補償」を宛てにするのはずうずうしい。火災のもらい火だって火災保険で自己防衛しなければならない。出火の元が何かしてくれるわけではない。


 過失では当然だが日本の法律には無過失責任というのもある。あまり知られてない法律だが、例えば台風で家の何かが飛んで隣の家を壊したら保証責任がある。この考え方からすれば病原となる可能性がゼロではないものを放置して平気なのか。他が伐採しないから切らないってアホか!少ないほうが安全性は高まる。補償はさておき、あらゆる法律を使うなり感染を防ぐ処置が最優先と考える。行政にはしっかりしてもらいたい。

 水戸の偕楽園近くで全国の梅を集めたが青梅から持ってきたのが発症したようで泣く泣く全て伐採したそうだ。それが当然で、水戸としたら偕楽園に飛び火したら観光へのダメージが大きすぎる。

 どんな断片の事柄を利用して日本一を名乗るのか意味がわからないが青梅の規模は小さい。梅の収穫用として群馬、神奈川県小田原、和歌山の南部など数万本単位が有名であるが、青梅より規模の大きいところは日本中に百以上はあるだろう。その一部が花の時期は観光地化されている。それなりの客からすると観光地としての威力も小さい。よって問題は梅の実で生計を立てている農家に絞られるのではないか。


 アメリカで400万頭が死んだとされる豚の病気は日本にもあるようなので、個々に違いはあれども初動対応の基本というのを決めておかないと、これから何か手遅れとなることがありそうで怖い。


→ 2014年4月20日放送 「ああ残念 青梅市 梅の公園1,200本全伐採 いつまで続くウイルス感染」

参考
→ 2012年3月18日放送 「ウイルス感染で、1万本伐採!日本屈指の梅の里 青梅が大ピンチ!」

TBS 噂の!東京マガジン




<追記: 2016年3月5日
 いまのところ感染が飛び火したという話は聞いてないが、判明するまで何年もかかるとのことですからまだ安心できない。 元々、渡り鳥か何かが梅ウイルスを持ってきたのなら青梅は災難であったが、国内で感染の発見は青梅だけ。それが判明してから全伐採にこぎつけるまでの長い時間に一部しか伐採せず被害を拡大、もしくは危険にさらした責任は重たい。対策が遅れたせいで復興も遅れてしまったわけだ。
 平成21年(2009年)の段階で全伐採をしていれば、平成24年(2012年)に植えることができ、2014年放送の段階で2年経過、この追記の時点で4年が経過して育っていたことなるが、長く決断させなかったせいで2017年まで植え替えることができない。これは役所の責任ではなく、伐採しなかった農家の責任だから自業自得である。


| emisaki | 23:16 | comments (1) | 大衆媒体::テレビ |
コメント
まったくそのとおり!
私も梅農家さんの言い分には腹が立ちました。
まずは畑部分で補償金もらってるんだから、率先して庭の木を切ればいいじゃないですか。
商売ができない、早く解決するために全伐採するべきとしていながら、でも補償金でないともったいないので切らないという矛盾を両立したいというのがそもそも無理。厚かましすぎます。
| さらぽん | 14/04/24 10:21 | MjCchL8. |