2014-05-30 Fri
2014年5月25日放送 TBS 噂の!東京マガジントレイル(トレール)ランニングとは舗装路以外を走ることらしいが日本人は登山道を走ると固定化させてしまったようだ。そもそも外国と違って日本で迷惑をかけずに行える場所があるとは思えない。日本は身の程知らずにも すぐに「事」や「物」だけ輸入してしまう...
皇居ランナーにみられる歩道であるのにランニング専用かのよう悪態が、そうさせた人格から解決されたわけではないのに、排ガスよりマシかのごとく登山コースへと場を移していた。
ランニング登山の問題は既に各方面で取り上げられてるので知ってた。そのときに思いついたのは、以下の点において格好いいなどと思う不届き者の存在が前提にある。例としてスケートボードで手すりに乗って滑ったり公共または個人の施設の損壊につながる行為、そして海外で話題になった街中で建物に飛びついたり飛び降りたりアクロバット的に街中を駆け抜けるやつなど迷惑かえりみず格好いいと思う連中がいること。それらは不道徳を繰り返して訓練された人しかできなかったが、山道を駆け抜けるだけならハードルは著しく下がり迷惑も爆発的に増えるということだ。
アマゾンで書籍を検索すると何年前からのがいくつか見つかった。どれも走っての登山の内容だが、題材からしてとんでもない軽装備。夏だろうと重装備が必要な山を扱ってることから登山をなめきった内容だ。
書籍の写真は「イメージです」とでも言うなら、十数キロの荷物で日本アルプスでも突っ走ってるのか!? どんな体力だったと仮定しても無理な話で、そのような山となると軽装でしか走るようなことはできないし、走ること自体が危険だ。
てめえが谷底に落ちようが知ったこっちゃないが、高尾山とて小石くらいは転がるわけだし、転んだり他人を巻き込む可能性がある。通常登山でも危険性はゼロではないのにトレイルランという不逞の輩では危険性が桁違いに上がってしまう。トレイルランナーがゼロであるならば確率もゼロであるが、一人いるだけでも登山者へ危害を加える率が生まれ、数百人規模でやられては恐るべき。
docomoが警告として出した、
渋谷スクランブル交差点の歩行者が全員「歩きスマホ」だったら
これを思い出した。
専門の施設もしくは私有地で行っているなら外野からとやかく言うことはできないが、都道府県市町村・国有地では“勝手”な行為は許されない(勝手=無責任)。それでも山道を一人で走ってるなら迷惑な奴で済むところだが、大挙してやられて一般登山者への迷惑のみならず自然破壊が暴動状態かってことに。
・罪悪感の欠如
・他(人)への配慮の欠如
やって良いか悪いかは法律で規制されてるかではない。人間のクズになるかの基準も法律とは別! これがわからないほど愚かだから法的に問題ないとか言い始める。だから法律で規制しなければならなくなる。
番組ではトレイルランの参加者が他人に配慮してるなどと言ってたが、それは走ってる側からの勝手な話であり、通常登山者からしてみれば配慮ではないことがわかってない。
別件で思い当たる節がある。都心部の話、エスカレーター歩行は配慮できない人が増えて禁止行為となったが、配慮してたとしてそれが確実とは言えないため歩行禁止に賛同するに至った。このエスカレーター歩行禁止は何年か前に名古屋で広めようと積極報道された。自動車運転の酷さからわかるように土地柄が起因して事故が多かったからかもしれない。名古屋から全国に発信されたわけではないため東京や大阪ではエスカレーター歩行禁止が周知されていない。
集団で行うようになると絶対にルールは徹底されない。これは過去より繰り返されており、ヘッドホンステレオ、携帯電話、インターネットなど、多数が使うようになって使用ルールに関しては最悪の状態。
10年、20年前とは明らかに人種(道徳性)が異なり、世間がこちらと同程度の概念を持ってないため「どうすべきか」が伝わるはずもなく禁止するしかないのだと。そのくせ車中ベビーカー利用を禁止にしないので不道徳つぶしが不完全。このように都市生活不適合者の件と同じで、大勢が訴えかけ始めると不道徳が正当化されてきた。まさにこれは、
「赤信号みんなで渡れば怖くない」
ブラックジョークだったのが現実化し、日本人としての当たり前が失われてしまった。震災では略奪行為は起こらなかったが、悪の集団心理は日本人にも働いている。恥知らずが登山道も「みんなで走れば怖くない」ってことなのだろうか。
過去より、都市生活不適合者が増えるたびに同様な問題が発生
他人が見てる前に平気で立ちはだかれる愚か者を各所で見るようになったと育てた連中に苦言を呈した内容を織り交ぜてきたが、どうやら私が思っている以上に不道徳者ばかりになってしまったようだ。ようするに、
“何が悪いのか考えられなくなった”
先日の船橋オートレース場のイベントでもステージで別の人が踊っているのに客席に座ってた ゆるキャラ をステージ側を背にして立ったまま撮影している子がいた。子と言っても十代後半らしき女の子だから物事知らない幼児ではない。別の人がステージで演技中なのだから普通ならできない行為だ。オートレース選手が壇上で ゆるキャラが下がったとき、普通の人なら終わるまで席を立つことはないが、そこでも平気で座席を去って追える人がいるってことだ。
この手の罪悪感を持たず自己中心的な行動が平気でできる人たちが思ってるより増えている。小さい子を連れた親がそうした行動をとっているのだから、既に親が異常だと考えるべきでしょう。罪悪感の欠如については、悪ふざけを超えた犯罪行為の画像をツイッター投稿したりが数十件も発生し何件も報道されているので言うまでもない。
以上のこともわからない大会主催者や開催援助している協力・スポンサーこそ先に非難されるべきだ。金づるよりも死人が出てからでは遅いのだと考えることもできなくなってしまったのだろうか。なにの際にスポンサーに責任が飛び火しないとでも思っての算段か。
この番組で取り上げる大部分の原因はここで示した事。ですから解決策というのは程度の低い人間をなくすこと。ところが酷くなる一方では、この番組のネタが尽きることもなさそうで、同時に世の中が腐ってるという残念なことでもある。同じような話の繰り返しになってしまうため、次にこの番組を話題にする際は別の結論となる場合だけにしよう。
<追記: 番組全編を見ることが出来ました。この件に関して他のマスコミや一般意見も拝聴しております>
<追記:
関係団体から番組に対して苦情が出ておりますが、私の意見が変わるものではありません。それに対して、
→ 噂の!東京マガジン 制作の悪面にて関係団体の反感を買う
取材方針はテレビ局の悪い部分だがそれを考慮しても、逆ギレだ!
>
→ 自然破壊が人間の文化!?(当ブログ) 2015-04-21
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