【8月9日】
延期：　熊谷　あついぞ！熊谷第65回熊谷花火大会　　＜16日に延期＞
実施：　川越　第24回小江戸川越花火大会　　（荒天→翌日→中止）　可否当日13～20時 0180-99-1838
実施：　袋井　ふくろい遠州の花火　（開始時間を20分繰り上げ、雨天での開催）
実施：　浦和　東浦和 大間木公園会場　荒天の場合は翌日　可否は当日13時に決定
実施：　前橋　第58回 前橋花火大会　（荒天→翌日→中止）　0180-99-3636（午前10時～自動音声案内）
実施：　宇都宮　うつのみや花火大会　（雨天決行。荒天翌日）　可否は当日の18時, 専用028-632-2032
延期：　取手　とりで利根川大花火　＜11日に延期＞　
実施：　福島　ふくしま花火大会　可否は10時～0180-99-3590, http://www.hanabi-da.jp/k-tai.html
中止：　愛知　東海まつり花火大会　＜順延→中止＞

【8月10日】
開催：　伊東　按針祭海の花火大会　　開催予定。可否は当日15時に決定／0180-99-3330・当日10:00～20:00
中止：　東京　東京湾大華火祭　＜中止＞
延期：　島田　大井川大花火大会　＜17日に延期＞
中止：　新潟　新潟まつり花火大会　＜10日の花火は中止。延期は未定＞

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＜情報更新　2014年8月9日 15時までに記載されてた台風対応＞
・8月9日 取手　＜11日に延期＞
・8月9日 前橋　9日に予定とおり開催するが、天候次第で中止
・8月9日 さいたま市花火大会 東浦和 大間木公園会場　9日に予定とおり開催するが、天候次第で中止
・8月9日 ふくろい遠州の花火　予定とおり開催
・8月9日 新潟まつり　パレード実施、水上みこし渡御は既に中止、9日の花火は実施予定、10日は中止
・8月9日 奥多摩納涼花火大会　＜中止＞
・8月9日 伊豆大島　＜16日に延期＞
・8月9日 東海まつり花火大会　＜10日に延期→10日も中止＞
・8月9日 犬山リトルワールド、安城デンパーク、長島温泉、浜松など東海地方で期間開催なところは早々に中止を決定している。よって台風が通過している九州から近畿までは中止か延期してるだろう。

　雨雲予報では、浦和、川越あたりは大丈夫そうだが、埼玉県北側から群馬、栃木には雨雲がある予報。熊谷や取手が延期を決定したのに、もっと怪しい天気な前橋は決行するようだ。宇都宮も18時予報で降雨量8mm/時と強い雨の予報だが18時最終決定の開催予定となっている。熊谷、大井川は河川敷だから中止が妥当だが、安全を考えるなら他の河川敷はなぜ中止しない？

　8月9日15時現在、東京は、ひと雨きて、どんより雲な状態。周囲の空を見ても同じ。もう２度も雨に降られているから私は賭けに出ない。花火の時点で雨がやんでいたとしても気分はよくない。例によって風向きからして伊豆半島から箱根での雨雲は東側。このまま予報通り台風が増速すれば抜けるが、東側から巻き込みの雨雲がどこまで残るか？　8月10日18時の予報、伊東市は雨である。雨天決行は見ごたえがないのだ。

花火大会はまだまだある。

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＜情報更新　2014年8月10日 15時00分までに記載されてた台風対応＞
・8月10日 15時　伊東　開催と発表。　
・8月10日 10時　東京湾大華火祭　＜中止＞、有料席は払い戻し
・8月10日　新潟まつり花火大会　花火は＜中止＞、延期は未定


　伊東は15時の決定を崩さないので中止しない、したくない構えだ。確かに近くのライブカメラを見ても11時の段階で荒れてはなく、静岡市も平然としているが東京が中止を決定しているというのに海岸だということを忘れているようだ。熱海と同じで別の思惑が強く関わってると思われる。

　頭が悪そうなので教えてあげると、プラス・マイナスした経済効果としては台風の接近で実施しないほうがプラスである。延期すると費用が増すが、晴天だったときの足元にも及ばない経済効果しか得られない。既に中止を決定しているところに比べて高潮など危ない海岸線で行われるため「安全性」という点からも対応が悪いことになる。

　ここから読み取れるのは、熱海と同様に街の経済効果として行われるのではなく、旅館・ホテルの客だけを考えて実施されるからではないのか。もちろんそこが費用を出しているからもあるが、有料席、市税も投入、市民も協力となると話は違ってくる。特に8月10日「按針祭海の花火大会」は９９％の客は考えられず。

　街の経済効果を出す計算式が捻じ曲げられ、誰かの経済効果でしか計算されないのではないか！１円も予算が増やせず延期できないならば中止が妥当。この台風接近の状況下では、宿だってキャンセルあるだろうし、近隣からの客も足が遠のいてるはずだ。花火は過去３回しか見てないが市内から情報も得てるし、昼間の状況からして宿泊客の数十～百倍は外部から来てる。よって経済効果として誰を相手にすべきかは明白。

　熱海もだが観光地ってやつは、どうにも経済効果が小さくなった連中が権力を持ち続けてるようだ。100%固有の誰かの予算で実施してるなら文句も言えないが、そうではない。街（地域）として判断を下すべきだ。そんなふうで、個人的には天候予測と伊東の煮え切らない対応にて前日の時点で選択肢から外れた。

　「按針祭海の花火大会」へ行こうと思っている方々は、伊東観光協会のサーバーがアクセス集中でダウン傾向にあるため、可否は専用ダイヤル0180-99-3330（10時～20時）を使ったほうがいい。自動応答じゃなく、「審議中だから15時過ぎにかけろ」との報告が入ってる。＜開催と発表されました＞


　雨雲レーダーおよび今後の予測を見ると、8月10日12時30分、東京23区東側で雨は降ってないが、23区の西側に南北に渡って濃い雨雲がある。これが西へ移動してゆくが、夕方になるとまた何やら接近してくる。現在17:30までの予測しかないが、そのまま来ると夜も怪しい。（東京23区東部　12時50分に大雨となった）

　静岡県の伊豆半島を見ると、やっぱり東側に雨雲が取り付いてる。台風東側の巻き込みなのか、伊豆半島特有なのか知らんが西側より東側のほうが雨雲発生予測。伊豆半島中心から伊東へ16時頃に最大10mm/hな雨雲通過予測、18時の降雨量予測は1mm～5mm/hの間だから現地予測は悪くない。ただし、14時：愛知～静岡、17時：神奈川に最大30mm/hな雨雲が通過予測で客足が遠のくのは確かでしょう。

　「飛鳥II 伊東花火クルーズ」、横浜と伊東の往復だけだから、これと伊東の宿泊客が延期・中止にできない政治的な理由かな。高額なクルーズ料金からしたら何かチカラは加わってるかもしれない。飛鳥IIの旅費は最低ランクでも11万円、8月10日は伊東だが前後日は移動船内宿泊と効率はよくない（船旅に効率を語っちゃだめか）、当日昼間は乗客が伊東市内へ入るから優良客を相手にしないわけがない。大多数の小銭使いより飛鳥の金持ちなのか？ 花火クルーズと銘打ってる以上は便乗してるだけとは考えにくくなった。

　当然、これは客としての身勝手な思いです。当日の宿泊客が中止にされたら困るのもあるでしょう。納得するかは、中止・延期・実施かの理由が天候なのか、大人の事情かで大きく変わることです。

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　繰り返すが、延期で経費が膨らむことはわかってる。だが、それは天候不良で強行してでの経済効果のマイナスを考えてないから言えることであって、結局、街（町、市など）の経済効果じゃなく、固有の経済効果のものさしで判断しているからではないだろうか？

　南伊豆町　弓ケ浜花火大会は8日だったのに12日に延期してる。8日では、まだ影響なかったと思われるが海岸だからちょっとした高波発生すら避けたことになる。
　宮島水中花火大会（広島県）は台風が通り過ぎるであろう8月11日予定でしたが、早くから13日に延期が決定しています。こちらも観光が大きく関わってますが、台風の通過近くでもあり、離れるであろう11日な予定にも関わらず事態の予測から延期している。

“できる” ところって、こうした対応をしてくるんですよね。だって天候不良って恨まれないんですから。
恨まれるは中止・延期したではなく対応の不備！！