2014-11-03 Mon
観光の展示会で電車の本数など不便さに苛立ちを感じてるように思われがちなので思い違いされないようにしたい。電車が少ないとかは現実として受け止めてるから怒ってはいない。怒ってるのは、他線との接続時間や、駅など拠点から観光地への“賢い”情報が提供されてないことだ。だから場所が変われば同じことを尋ねることとなる。有名になってしまったテレビ東京の路線バスの旅での経緯でよくわかる。バスの案内所ですら残念な対応ばかりで、この番組が始まる前に路線バスのことなど知らなかったであろう太川陽介氏の経験則のほうが桁違いに上でした。だから蛭子さんが「(路線が)ない、ない、って言われても、何かしらある」と言うのもうなずける。案内所のくせに彼らの多くは始点と終点しか頭に入ってないようで、別会社、ちょっと離れてるとか、少ない路線の通り道とつながりすら把握してないように思う。
旅をしてれば自分の知識以下だってわかってくるから私もバス会社の案内所すら信じてなくて、行き先を尋ねるより「路線図を見せてくれ」と言い(今ならインターネットで)、後は自分で経路を組み立てる。場所なら行き方を尋ねるのではなく「住所を教えてくれ」と言う。「何々道路でA店舗を右に曲がり、信号2つめ」なんてのは絶対的な説明じゃないし、今の情報である保証がない。案内所を用意するなら、こうさせない教え方を知ること。
例えば、「桜の木があるところを曲がる」とか、「赤い車が止まってる」とか言われたら信用できないパターン。花が咲いてなかったら桜と判断できるかわからないし、車は走るものだから止まってるとは限らない。道の説明で時期外れに「みかん畑」と書かれてて困ったことがある。だから自分で調べるから住所教えろと言うのであった。だが、田舎ほど住所だと困るのが、広範囲だったり番地表示が全くなく確実な目標物が得られなかったり。
旅番組を見てると、現地の人のはずなのに開店時間外・定休日や潰れた店を紹介してる人が何人もでてきてる。導き出されるのが、ほとんど行ったことがなく店があることだけ知ってるようだ。放送されてない部分ではどうなってるのか知りたいくらい。
テレビ番組だと目的地や商品では宣伝である可能性が高く控えめに見る必要があるが、「物事の工程」だと汚いことを挟む余地がないため得るものは大きい。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △