2014-12-09 Tue
打上数を多くみせかけたい問題が出るには、デジカメの画素数の多さが品質だとか間違った概念を持ってる人が多いことがあり、花火大会も打上数の多さが大会の良し悪しを決めるような 見る目のない素人さんが多いのが問題。だから主催者は営業的に数を多く言いたがるようになったのでしょう。来場者数の発表が主催者、警察、その他機関で著しく違うのと同じ。本当のことは現場に見に行った人こそ感じ取っているもの...花火を多く見てきてる方々なら知ってることだが花火の打上数はいい加減な値であることが多く、概算でもなくなって主催者の都合の良い数値になってきている。最近では非難されることを避ける目的で「4号玉換算」などと説明してる開催もある。この「換算」の意味がわからない。火薬量、玉の体積、直径、点火後の大きさなど何を基準にしているのか、どこを探しても書いてなかった。
更にこの換算値には問題がある。例えば4号玉10発と10号10発の打ち上げだとし、体積で考えると10号は4号玉が15.625個分(約16個)ということになる。それで、この花火大会を10+166 = 166発としたら オカシイだろ!という話。
それじゃぁスターマインとか使う4号玉未満は4号玉になるまで束ねて数えているのか? この確証が得られなかった。業界に決まりがないから、もっと小さい玉に換算をしていたら発表する打上数は大きくなる。
100発未満でも花火大会と言うのがあるが、小規模であるほど玉数は正確であるはずだ。上記で示したように、打上総数が少ないのに変な数字を出すと誰にも変なのがわかってしまうから必然的にごまかしができない。反対に打上数が増えるごといい加減な値を出されてもわからない。
私はスターマインを玉数がどうのと思って見たことがないから別の指標が必要だと思う。単発・大玉については魅力ある大会を行ってくれるほど、プログラムに大きさごとの打上数が全て書かれている。だから写真を撮る側も映画の台本を読むかのよう、そこから思い描いてカメラを設定している。
中には最初から最後まで「スターマイン」としか書いてない見る価値のない予定表も多い。出資者様の広告があり見えにくくなることが多々ありますが、それでも主催者と花火業者の意気込みって実際に花火を見る前から伝わってくる部分があり、プログラム(予定表)もその一つ。
多くの人が本物の花火の「質」に惚れ込んでくれたら、汚い安物をただ打ち上げればいいとか思う主催者も消えうせるだろう。そして、打上数 優位主義も消え去ってくれることを望んでいます。
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