2014-02-07 Fri
ほんまにええとこ関西観光展in横浜開催日時:
2014年2月7日 12:00-19:00
2014年2月8日 11:00-19:00
2014年2月9日 11:00-18:00
会場: 横浜新都市プラザ(そごう横浜店地下二階正面入口前)
大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、滋賀県、和歌山県、三重県の観光展示が行われています。
わかぱん 和歌山県観光連盟
普通は名札が自分の名前なのに県名だから始めて見たときはしばらく名前がわからなかったキャラ。最近はゆるキャラ界のトレンドに乗って動きを身につけたようです。
南紀白浜、パンダ(アドベンチャーワールド)は南西部ですが和歌山県では全域の資料があった。都市部周辺に見に行きたいと思い浮かぶ場所が何一つとしてないから那智勝浦や新宮が前面に出ているのは観光として当然でした。
しかまろくん 奈良市観光協会
しかまろくんは相変わらず動かない。手(前足)をぶらぶらさせるだけなんだ。二頭身キャラはたいへんだ。
京都府が南側の一部で観光の大部分を背負っているように奈良も北側の一部だけのようだ。奈良県の半分が十津川村と揶揄されるが、それは嘘でも他の村とまとめれば半分が正しくなる。兵庫県の竹田城跡が当事者以外から盛り上がったように、旅の素人である大多数は何が原因でブームになるかわからない。京都、奈良の有名どころは日本人なら大多数が1度は行ってるはずだが、やはり知ってる場所に行きたいのだろうか?私は知らないとこへ行きたい。
三成くん 滋賀県長浜市観光振興課
滋賀県も半分が琵琶湖(実際は1/6)と揶揄されるが、ひこにゃんのふるさと。では長浜市ってどこだ?と地図を見たら彦根、米原の北だった。過去の自分だと米原から90度曲がって岐阜へ向かう確率は100%で何も知らない場所でした。
さくらちゃん 京都府南丹市
2012年の大阪のポピアン[4票] に続いて2013年 日本一ゆるい 称号を得た さくらちゃん[20票] です(ゆるキャラグランプリ2013ご当地部門最下位…1245位、総合1534位[同票2体])。ゆるキャラグランプリ掲載写真より脱皮したのか良くなってました。
南丹市もどこだ?と調べたら、天橋立に行くときの通過点だった。京都府の盲点な場所は北側の山間部。
はばタン 兵庫県
はばタンは多重影分身の術が得意らしく各所に同時出没できる。個人的には痩せてるキビタンというイメージが強い。どちらも国体のキャラから始まってるようだが似すぎ。
兵庫県と言えば、あの城崎温泉じゃないですか。完全に古いままとまでは言わないが町は情緒を保った作りをしている。駅前から観光地に来たと思わせる一部区間の電線は地中化され空は開けてるし、温泉浴衣で歩いても違和感のない場所だ。熱海が捨て去ってしまったものが残っているのだが、関東人向けとしては神戸や姫路らしい。
なすびん 大阪府 南泉州
南泉州は大阪府の南端の8市町(岸和田市、貝塚市、熊取町、泉佐野市、田尻町、泉南市、阪南市、岬町)をまとめた地域で住所としては存在してないようだ(町は泉南郡となってた)。当然、南泉州では全くわかず、素直に大阪府の南と言ったほうが伝わる。それで、なんでナスなんだ。産地なのか?
やっぱり個人的には、あべのハルカス。最近の天王寺がわからないし300メートルとはいえ容易く他のビルで隠れるので現地情報が必要。歩き回って探す時間がもったいないですからね。
おっと、おばさん。これはあそこ、あれはどこから見てるの とか聞いちゃダメ!
しかまろくんシールもらいました。ほかにも なすびんシール。商業キャラなら200~300円とられちゃうけど宣伝物はタダが基本。わかぱんシールは昨年の展示会で貰いましたが本日に見ていた時間帯は配ってませんでした。和歌山のPR時間や明日、あさっては不明です。
現地に行くまでまったくわからなかった予定です。
個別に尋ねたいときは、担当者がいなくなりますのでこのPR時間を避けるべきでしょう。
観光展示は他の場所でも開催されていますが正式な事前情報が劇的に少なく、突然行われてるため対象者は通りすがり。出展する当事者が告知せず、誰が見るのかわからない組合のウェブサイトにしか載ってないこともある。また、観光業者の言うイベントとは現地でのことであって観光展や宣伝活動はイベントに入らないから自らが提供している情報には出てこない。観光誘致への前段階へ呼ぶことの意識が薄い。
私が今回の開催日を知ったのは奈良市のキャラクターである“しかまろくん”であった。だが、「ほんまにええとこ関西観光展」ではなく「横浜観光展」と書いてあったため正しい情報に辿り着くことができないまま出かけた。それでも情報があるだけマシで、普通なら何もなく後から知ることになる。終わってから“展示会やりました”なんて情報にはたいして用がないのです。
なぜ観光展に人を呼ばないといけないのか過去にも書いてるが再度書くと、各地が作ってるウェブサイトはパンフレット未満でしかないからだ。万人に対応できるようなウェブサイトなんて不可能だからそこまで期待していないが、水準が低すぎるといえる。年々、旅雑誌の表紙のような派手な見た目だが中身が伴っていない。よって面と向かって尋ねる機会は私にさえ必要なのです。
もちろん私がかねてより言ってきてる客の立場での情報が提供されていればウェブサイトだけでも使い物になるのですが、現実には程遠く、旅行者個人が提供している情報を探しまくるしかない状況なのです。そこからは旅行者が疑問に思ったことや、わからない点を乗り越えたことが書かれているため現地の観光案内とは比べ物にならない情報が得られる。問題は個人の旅行記を漠然とした文字列だけで探し当てるのは不可能に近いことでもったいない。だからこそ観光業のウェブサイトや情報発信がしっかりしてくれないと困るのあった。
(追記)
2014年2月8日は太平洋側を含む関東地方で45年ぶりとなる大雪のためキャンペーンは早期終了となりました。特急や新幹線は運休となり、在来線も止まった時間があった。
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