2015-02-22 Sun
私が思い描いて書いてきた事を、なんか周辺が実現してくれてて何かと熱海は無反応かもしれない。私がやさしい文章で書けないからブライドを傷つけてるってのは承知なんだけど観光運営(経営)能力があるってこと示してくれないから仕方がない。そんななか伊豆新聞に記事が…「三島の楽寿園が4月1日から大学生以下を無料とし、年間パスポートを千円で発行する」
熱海梅園が有料化された2011年、八重歯ちゃんがいた時期でもあったから手元に梅園の入場券が溜まってるのを見て思ったのが、なんで年間パスポートがないってことだった。食事とかでいったん外に出ると面倒くさいから年間パスポートがあったら再入場も気が楽。 それがあっても梅まつりの期間しか有料じゃないし、あったらよいと思って書いたものの翌年からどうでもいいかと捨て置かれた件。年間パスポートを作るにあたっては秋の紅葉も有料じゃないと期間が短すぎて意味をなさない。
年間パスポートは起雲閣とか常に有料な施設に拡大できる話ではある。固有場所じゃなく熱海市が管理してるどこでも共通にはならないか。季節が異なるなら熱海パスポートでもよさそうだし、公共交通も組み合わせたらリピーターにも繋がるかもしれない。なんとかの家とか、どうせ行きにくい場所にあるから、これで収益が減るなんて考えられない。
熱海の民間施設はこの手の呼び込み方法に消極的だし、役所だってサポーター制度みたいなのすら考えないだろう。時差があるから10年後くらいに言い出すかもしれないが(笑)
ほっといでも動かしてるとか、入場者がいないに等しくてもチケット売りがいるとかから何も学ばなくて、だったら客を入れたほうがいいんじゃないかと電車の周遊券的な発想が全くないのです。だから例えばロープウェイが年2000円で乗り放題とかの企画すら考えないだろう。目先の損得勘定でNOを出し、ここから波及することが考えられない人たちだと思われるから。
今回の三島の段階で「いまさら」って思うわけですが、とかく日本企業すら海外から決定が遅いと言われてるよう、お役所仕事となると浦島太郎状態。他所の成功、失敗例をリアルタイムで知ることができるにもかかわらず、玉手箱を開ける前に爺さんになってる。かなり長い年月言われてても全く変わろうとしないのは、まだ時代遅れのジジババが権力を握ってるからでしょうか。伝統のものを壊すのは得意なくせに、遅れた思想を伝統よう勘違いするのはプロらしい。
いまを学びましょうよ。
間違って捉えられては困る点がある。三島の楽寿園は近隣住民が使う施設として考えていることで、熱海の施設の場合は多くが観光客である。そこに近隣住民をどう呼んで活用してもらうか等から考えなくてはならない。熱海梅園は紅葉と梅しか有料のネタがないし活用の道がないが、起雲閣はどうだろうか。
早い話、入園料なんてタダでもいいのさ。失敗は街中でお金を使うような仕組みができてなかったこと。買いたいと思うものを提供してないこと。商品になると思ってるのは店側だけで、関東の客には通用しない商品が、まだまだ多数あることを重く受け止める必要がある。
話は違うが、オンたまが絶対企画しないようなレトロから更に掘り下げた廃墟ツアーとかディープスポットとか以外とウケるかもしれない。工場夜景なんてツアーになるくらいですから。アド街が行くようなつまらない場所じゃなく、モヤさまが行くような場所が探しやすい。だって目立つ、気になるのは上か下かでしょ。当たり障りがないって場所のほうが目に止まらない。
楽寿園入園料は300円。年間フリーパス料金1000円(約3倍)は全国的に妥当な線です。新聞じゃ全てを書かないので当方が調べたところ、そもそも三島市民には年4回の楽寿園の無料招待券が発行されていた。今回の改訂が通れば、それを1回とするようだ。個人的な意見だが、何も無料を大学生にまで拡大する必要はないでしょう。高校、大学生まで子育て支援って過保護対応で、消費活動をする人たちです。有益な企画でも出したら無料にとか頭をよくする対応をすべき。また、楽寿園を分割して料金を変える案も出てるようだが、あの場所を分けても無駄な出費(経費)が出るだけだ。入園料が高ければ分割もありだが300円ですからね。
年間フリーパスとして特異な例を書くと、超有名な北海道の旭山動物園は通常820円で、年間パスポートは たったの1020円。上野動物園の年間パスポートは通常入園料の4倍の2400円だが規模的にお得。そして都会に存在してるだけあって上野駅方向を塞いでるから近道として通過するために買う近隣住民もいる。楽寿園もそれに値するのだが反対側に出入口がないから機能しないし、それほど問題になる住居がない。三島なら東西を分離してるJR三島駅のほうが問題だから…。
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △