2015-03-07 Sat
多数の催しものを見に行ってると “客寄せをするなら正確な情報を記せ!” と思うことが多々ある。原因は私が前から指摘してきたことと同じで、地元の知ってる連中が説明を作るから通称だの解ってる風な書き方をして、知らないほど迷うことになる。都会の数十メートルに収まる町内会じゃないんだから近隣だって知らない人は大勢いるはずだ。今回調べた件では、ご当地キャラ側の情報から「若泉運動公園」と判明して救われましたが、桜のほうでは「若泉公園」という“通称・略称・別に存在する・存在しない”などの表現をされると戸惑うというか迷惑。記載方法について考えていただきたい。
今回の戸惑わせた点は、
・桜まつりの情報が「若泉公園 本庄市若泉2周辺」と書いているが、若泉公園がない
・ネット検索されたのは「若泉運動公園」で、それは本庄市小島6丁目である
調べると矛盾した情報にぶつかったことにある。地図を見ると近隣であることから安心するが、西側から川沿いに「若泉運動公園」埼玉県本庄市寺島6丁目、近くに横断歩道がない道路を挟んで「若泉運動公園第2テニスコート」埼玉県本庄市小島6-1186-1、この東側が本庄市若泉2丁目だ。
<年代のズレがあっても百聞は一見にしかず、Googleストリートビュー様様って感じ>
Googleストリートビューを見る限り若泉運動公園前の川沿いに木なんて1本も植えられてない。そこで若泉2丁目の範囲からみえてきたのが「阿夫利天神社の近く」だってことだ。そのあたりが「若泉公園」なのか? ストリートビューがある反面、Googleマップは文字を軽視してるため別の地図(マピオン)を見てわかってきた。阿夫利天神社の北が「本庄市若泉第一公園」で、西が「本庄市若泉第二公園」だった。桜はそこだ!
本家は明確な住所を示してないが、結局は日本観光協会の情報(本庄市若泉2-1-24周辺)が正しかった。最初に示したとおり、知ってるがゆえの適当情報と、知らないがゆえの詳細情報の違いである。
ちなみに、地図で “若泉公園” の検索
・Google map → 若宮運動公園を示される
・Yahoo地図 → 「若泉公園に一致する情報は見つかりませんでした」となる
・マピオン → 複数の候補があり、完全一致の福井県が一番上に表示。本庄市も若宮運動公園のほうが先に表示され、 本庄市若泉第一公園、第二公園も下のほうに表示されてる。
ついでに、“本庄市若泉第一公園” で検索
・Google map → 「若宮運動公園を示される」 使えねぇー
・Yahoo地図 → 「条件に一致するお店、施設は見つかりませんでした。」 更に使えねー
・マピオン → 本庄市若泉第一公園が検索された
とりあえず名称検索はマピオンに軍配。Google mapも同じゼンリンなのに検索されないってことは表示してないだけじゃなく情報を捨ててるわけか。 ほかに頼りたいはずの国土地理院も、こういう使い方において「お話にならない」という表現がお似合いになってしまう。地名でしか検索できないのだ。
完全な住所記載、または近接の絶対的な場所(建造物、施設)を方向性を含めた
<ネット上で提供してる地図は情報源が同じでも鮮度が異なる>
企業としての地図なんて某社の独占状態だが昔と違って常に歩いて確認なんて滅多にやってないから、旅人である私は行くために調べた現実との間違えを何度も指摘してあげてる。利用してるから“持ちつ持たれつ”だと思ってるが、地図商売としては情けない状態になってる。
過去、歩いて調べてますなんてCMがあったが、もはや他力本願
地図は通信料以外はタダで使えるから全体で支える必要はあるものの、世の中には会費を払ってまで情報を提供する側になる宗教信者みたいな奴らもいるとかいないとか!? それ騙されてるとしか思えないんだ。
一方で提供されてる地図では橋があるが、もう一方の地図では橋がまだ無いことになってたりと、年単位で更新されてないのも発見しており、
ネット上の地図を安易に信じては危険だ
よって複数の地図で確率を上げるという手段をとらなくてはならない。
以前に「大谷公園」「大谷景観公園」ってのがあり、どっちなんだ?ということになりましたが、○○公園、○○△△公園、△△○○公園って名称パターンは全国に多いのではないか。
東京の大井埠頭だと周囲数百メートルに6ヶ所の公園があるが、「みなとが丘公園」「大井埠頭海浜公園」「しながわ区民公園」「平和の森公園」「大森ふるさとの浜辺公園」「東京都野鳥公園」と決定的に違う名前が付いてて間違えることがない。第一とか第二、新・旧とか双方に付いてるならいいが、片方に付け加えられてる名称だとわかりにくい。
地図より前、名前を付ける段階でわかりやすさが決まってくるようだ。
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