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液晶モニター調査中 認識の盲点とメーカーの情報不備に気づく
 ハイビジョンの時と同じくビデオカメラのほうが先に対応していた4Kだったため、それも表示できればと思っていたが、掘り下げないと解らない垂直周波数にて、60Hzと書かれている製品で探したのは半数が不明で、残りが56-61Hz(AMD FreeSync 時に限り40-60Hz)のような誤差を受け付けるだけの感じだった。壊れてるが手持ちの4Kカメラは30Hzなので表示できない。

 例えば仕様にてDELLは「4K 3840 x 2160 @ 60 Hz」としか書かれてない。詳細とやらをクリックしても入力可能な水平周波数の範囲や垂直周波数の範囲が書かれてない。これは取扱説明書に書いてあるかも怪しくなってきた。

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 液晶モニターの場合は画素に合わない解像度だと非常に汚く表示されてしまうが整数倍なら大きな問題にならず 1920 x 1080 なら縦横2分の1で丁度良いものの、4K出力に対応してないパソコンを接続して表示可能な範囲が全くわからない。1対1の組み合わせで使うわけじゃないから何が表示できるかどうか知るのが先決。

 放送視聴用だって4Kテレビは4Kしか映らないなんてことはない。コンピューターの場合は昔から対応を示すため「マルチスキャン」なる名称もあり固定化されてないから範囲で示してくれないと困る。

 例えるなら「駐車場あります」としか書いてないようなもの。入ってみたらバイク専用だったくらい酷い話。二輪か乗用車かトラックかバスか行くまで解らない感じ。マニアなら推察できるって話じゃない。書かれてなければわからない。




 HDMI、DisplayPort、HDCPのバージョンが明記されてない製品が多く、中途半端な表示もやたらとあった。それ知らずして買う奴がいるから苦情になるわけで、複数の端子があるのに4KはHDMIのみでDPだと映らないとかね。購入した人の文句から推察すると HDMI は 2.0 でも DP は1.0や1.1 だったりするわけ。

 DP 1.1 でも 4K に対応しているが垂直周波数が絡んできて製品自体が 30Hz に対応してないから DP 1.1 なら意味なし。同じく HDMI も 1.4 から4K対応してるが 60Hz には HDMI 2.0 である必要がある。

 4Kモニター買ったのにDP接続だと4K未満の解像度になってしまうと怒って書いていた人がいた。複数端子があっても切り替えて使用できず、ひとつのHDMIを切替器で共有するしかないと。


困るよね HDMI / DP / USB-C とか端子名だけ書いておきながら仕様がまるで書いてないのが。

4Kって言っておきながら制約を明確にしないのは有利誤認を誘う景品表示法違反ではないのか?


 こんな重要な仕様が製造(販売)元によって、ないがしろにされてる。調査時点でいちいち連絡して答えを待ってられない。「これだ」ってなったのに絞って問い合わせすることになると思う。

紙面に制約がある紙のカタログじゃなくウェブページだってのに説明が不備は間抜け。
問い合わせが必要 → 人件費がかさむ  経営から考えたら 馬鹿 間抜け。




 更に 4K を選ぶこと利用者としての盲点だが、壊れるまで24型の HD(2K) だったわけだから同じよう見えるなら48型の必要あり。ようするに24型なら丁度半分で27型や32型を選んでも表示が今までより非常に小さくなってしまう。

 今まで見てきた文字が縦横半分くらいになり、年寄りじゃなくたって読めねーよと近眼状態で画面に近づく必要あり。置き場として48型は絶対に無理だが、安いからと小さいのを選ぶととんでもないことなってしまう。

テレビならいいがパソコンのモニターとしての4Kは必ずしも優位とはならなかった。




 HDCPのバージョンも書かれてない製品が多い。4KモニターのくせにHDPCのバージョンが低いと2K(HD)の有料作品しか再生できないなんてことになる。パイオニアのBD-Rドライブを購入して有料コンテンツが再生可能か調べてくれるソフトウェアがあっても機械を買ってからわかっても遅い。仕様からモニター以外は対応してること判明してるんだ。不明瞭な表示はモニター販売メーカーだけ。

 どうやらHDCPも始まった頃には終わった(破られてる)らしく未対応で映せない場合にHDCP2.2→1.4なんかに変換してくれる機械が売られてるようだが不必要な出費。悪さをしてないのにメーカーが説明を怠った事に振り回されるのはお断りだ。




 入力端子数も多い方が切替器を買わなくて済む。必要なら製品代金に加算して比較。テレビと違ってコンポジット、コンポーネント、HDMIのような多種の統合型切替器は見当たらず、HDMI、DP別々に切替器が必要。

 ビデオ信号ならアナログコンポーネントからHDMI、PCならアナログRGBからHDMI(DVI-D)への変換器もあるが電源が必要。常に使う状態ならば長い目で見て対応させる変換器を買うより機器の入れ替えを考えたい。変換器の電源が本体と同期しないため面倒くさい。




 以前、パソコンの電源に同期してAC電源をON・OFFさせる装置があったのだが今は見当たらず、隠れてるか、もうなくなったのか不明。外部の電源がDC 5Vか12Vにしてくれればパソコン内部から引っ張り出して使えば良いだけなんだ。ところが6Vとか9Vとかバラバラなのだ。

 DVIなら形状の変換プラグだけでHDMI入力、または逆ができるが変換プラグまたはケーブルの値段も高い。幸い、うちには液晶モニターにHDMIなんて付いてない時代に買ったHDMIからDVIへの変換ケーブルがあるからHDMIがない旧機種も接続できそう。

 DVIは音声が通ってないので、HDMIに合成する機器もお金がかかる。スピーカーは別にしておいたほうが楽だ。下手にいろいろ器具が必要になると液晶モニター本体の代金に近くなってしまう。

チンタラしたくないのに罠がありすぎて、まだ選ぶのに時間がかかりそう。

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| emisaki | 2020-11-10 Tue 12:56 | 生活::電化製品 |