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SATAで4K非圧縮は無理
 CPU負荷を考えるとハードウェアRAIDカードが必要でしょう。RAIDにしても巨大データを転送するだけでシステムへの負担が激しい。可逆圧縮や劣化の低い圧縮で取り扱ったほうがコストパーフォーマンスが高い。
 「4K」って製品にデカデカと書いてあっても4Kが録画できる商品は一般向けでは見当たらなかった。

 私が知ってるのは放送業務用メーカー Blackmagic design が安価な製品を販売してるが録画には超高速ストレージが必要。

 画像はSATA III 接続の SanDisk UltraII SSD のテスト結果で公称値は読み550MB/s 書き500MB/s。更に書き込み速度の落ち込みを想定するとSATA接続のSSDで4Kキャプチャーは無理。

 今のところ関係のない私も、そのあたりを想定して NVMe SSD をOS起動ドライブの容量以上な1TBにしたくらいだから。
4K非圧縮なら1TBはすぐ埋まるから装備の値段を考えたら懐の前に背筋が凍る。ビットレートは 6Gbps なんだから論理値が 6Gbps の SATA III に圧縮なしで通せるはずがない。不可逆圧縮だから ProRes だと 4K 60P までチェックマークで録画可能の結果となった。家庭用機でも4K(UltraHD)で撮影したのを2K(HD 1980x1080)に縮小して使うとすごく綺麗になる。

 後の装備を考えたら blackmagic video assist 12G HDR あたりで ProRes422 録画しておいたほうが大容量で超高速ストレージの必要もない。CUDAコアを使った圧縮でGPU処理のほうが早くなってしまうと非圧縮のデータを読み出す時間待ちが発生してしまったことがある。HD(2K)時代でも120~160MB/秒だからCPUがデコードしてPCIe x16 で直結のGPUに送ったほうが高速だった。

 最近は素人による素人のための素人情報が増えすぎて参考にならず、HDの場合 1920 x 1080 x 30コマ RGB 8ビット だからなんて言い出すから計算が合わなくなる。CG動画だったら計算は合うんだが持ち出しているのが家庭用ビデオカメラだからな。RAWでは記録してない。RGBでもなくYUVへ変換され家庭用機だと422でもなく420や411に輝度はそのまま色信号が削られてしまってる。

 CGってことで SONY PlayStation はRGB出力も備えてるが、相手先(テレビ)によって受け付けないとYUVに切り替えて表示しようとする。一般向け製品だから設定が悪いと映らない状態にするより、映るモードに切り替えるのは仕方がない。HDMIバージョンが何だとか一般人が知らなくても必須の情報であり、PC用モニターで入力対応を書かないなんて酷すぎるとしたわけだ。

※ 別件になりすぎたため投稿を分割した

| emisaki | 2020-11-15 Sun 23:10 | 生活::電化製品 |