2020-12-25 Fri
USBメモリーの商品選別を開始した。業者も汚いって思うのは読み取り速度の最良値を掲げて起きながら、書き込み速度がどこにも書いてない。そこでクチコミに CrystalDiskMark の計測結果が乗っているのは参考になるが、ないのは不明である。そこで別ルートや、メーカーを探ることになるが、SSDに比べるとUSBメモリーは書き込み速度がノロノロだ。読み取り150MB/sを謳う商品の書き込みが10~15MB/sだったりもする。 SanDiskでも遅い値が掲載されており、それなら手元にあるSDカードのほうが早い。
「それならSDカード使えよ」ってことにならないのはSDカードは短期記憶用だから。USBメモリーだって何年は無理にしてもSDカードより良いでしょう。バックアップ用だから保管したい。
先に見るのは大事な「悪評」であるが、無知による悪評は迷惑。「64GBを買ったが32GBしかない。容量間違えてる」なんて苦情。ここで10年以上前に忘れ去ってた問題が出てくるとは思わなかった。
確かではないがWindows2000あたりから容量32GB以上に対して FAT32 を選べないようになった。NTFSを選べばよいだけだが、それだとパソコン用途。NTFSだと向いてないのとマイクロソフトにライセンス料を払うことになるからだと思うが、オーディオ製品のUSB端子に接続して認識できるのはFAT32。最近のカメラ機器だとexFATに対応。
知識ある人なら FAT32 の管理上限は 2TB で、Windowsが実装している初期化ソフトが容量32GB以上に対して許さないだけと知ってる。これを知らず強制的にFAT32を選択して初期化するから 64GBを買ったのに32GBしか使えないなんて馬鹿騒ぎが起きる。
素人に売るなら Windowsパソコンで32GB以上の場合、FAT32で初期化するには専用ソフトが必要と明記すべきなのか、それとも買う奴の程度が低いだけなのか?
デジカメのときは FAT32 のほうがアクセスが早いため、わざわざFAT32を選び、更にメモリーカード容量が2GBなんて時代は FAT16 を選んでいた。ファイルシステムが複雑なほうが書き込み速度が落ちたからだ。
ところがビデオになって FAT32 では問題が起きた。一つのファイルの大きさの上限が 4GB だったから。長いこと 4GB ごと分割して録画され、専用ソフトで結合させてた時代を思い出す。だから知りもせずFAT32を選ぶと大きなファイルが書き込めないって騒ぎ出す奴がいる。
NTFSはコンピューター用だからメモリーカード用なんかで大容量向けのexFATに対応したのは4Kビデオカメラが発売された頃だと思う。Windows7から標準で実装して初期化の選択肢にexFATがある。
大容量メモリーカードを認識させ初期化しようにもNTFSとexFATしか選べないのだが、古めのカメラは大容量(32GB以上)を認識してもexFATに対応してないから使えない事態にもなる。新しくてもライセンス料のかかるexFATに対応してないことが多い。例えば音楽で32GBにするのは途方もない曲数になる。
こんなことが USBメモリー で再燃してたとはね。
256GBのUSBメモリーを買おうとすると500GBのSSDが買える値段なのだが、SSDだと差し替えが面倒になる。保管っても定期的にバックアップ作業をするのだから差し込み式に利点がある。
SSDが余っていればUSB接続を可能にする入れ物を買えば良いのだが、それも数千円だから値段が高くなっても高速書き込みのUSBメモリーを選ぶしかないんだ。128GB 3300円でポチっとな。
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