過去より何度も放送されてるんだが、見れば見るほどコストコって安くないって感じるばかり。スーパーマーケットの商法と同じでコストパーフォーマンスが高い商品はあるのだが、それ以上に高いと思う商品が並んでいるのである。そもそもだが芸能人が集まるってことは安くないを意味している。だからって高級品でもない。紹介するにしてもボンビー芸人の御用達ってなら話は違うがね。自動車で行かなきゃ買って帰れないって段階で購入するだけで「コスト」がかかってるのである。

　その値段なら国産のもっと高級品が買えるのだが、日用品販売の薬局とか最大限の安さを狙うばかりに高級タイプでは戦えないため、特定の店舗でしか扱わずそれほど安くはならない。だとしても倍額は高級品。数個で5千円とか1万円は超超高級品だから論外。

　比較のためコストコのを品定めしてみたい気はする。ただし、店の売価じゃなく総合的に判断するため自家用車も買わずに近くに店舗がないって意味から相当な高値になるだろう。


　検索すると「日本のトイレットペーパーよりも厚くてトイレに流れづらい…！」、「水道屋のお世話になった」など多々見つかった。日本製に変わってるに対しては「クオリティはそのままに」が引っかかると。だってもとから日本製のほうが上ですからね。「そのまま」ならお断りが普通で「日本品質」と書かれるならまだわかる。これは更に品定めしたくなった。


　米国スタイルなので核家族化の日本には余計にコストパーフォーマンスが悪いのではなかろうか。「取り憑かれる」を紹介する番組だからな。企業側としてはお得意様の買い物依存症ってことか。平行して商品をネット検索して調べてみたが本当にコスト意識にすぐれていたら手は出さない。

　この裏付けで見つけたのが「日本人の消費行動からみるコストコホールセール・ジャパン好調の要因 明治大学 商学部 第45回 奨学論文」という文献であった。国ごとに心理学的に調べられている。更にその裏をかかねば吸い取られるだけなのだ。集団で行って分割するならともかく、大量に買わされて分け与えたら実は大損だ。後先考えないためコスト意識が低く消費活動の激しい若年層によって成り立ってる商売に見えた。

≪ 続きを隠す