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遠回りに配慮した料金で不道徳者が増えた問題
 路線バスだと短い区間なら日本中にあり、いったん街道沿いから逸れて電車の駅や施設に向かい、同じ道路を通ってまた街道へ戻ってくるような丁字型の運行で、重複区間が長い場所で起きているの問題を発見したので考えてみた。
 路線バスの運行が A→B→C→B→D となっている場合で、B-C間が長い場合に A-D 利用者の出費が大きくなるため配慮して A-B-D という距離において定期券料金を設定したことにより、A-B-Dを購入し C で途中下車を常態化させた不道徳者が増えたという問題。

 B-C間が短いところなら無数にあり、Cが駅・病院・商業施設などで曲がって立ち寄る場合が多い。


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 直通ではなく C→B→A と C→B→D が別路線のほうが普通だと思うが、それで私も分単位の計画で乗り継ぎをしたことがあるし「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」でも太川陽介がC地点にあたる病院まで向かわずB地点にて乗り継ぎに成功してしたほど地方へ行くほどB-C間にそこそこの距離がある路線がある。

 ローカル地域ほど複数の路線を維持できないため1本で運行するようになり、一筆書きのよう走ることもできずに複数箇所を経由するため同じ道を往復することが増える。


 観光で計画を練っていると、ちょくちょく出くわすのだが、街道沿いで乗り換えのバス乗り場がバイパス道の反対側だとか、同じ停留所名なのに何百メートルも離れてるだとか大変なのだが、Cまで行くと時刻表通りでは乗り換え時間がマイナス(間に合わない)から1~2分となり B地点乗り換えを考えるのは当たり前となった。地方は渋滞じゃなく遅れるから乗り換え時間1~2分なんて無茶を通り越す。事前に調べたピッタリ料金を握りしめ、降り口に陣取っても到着が遅れりゃ無意味なんだ。

 もし電車ならば、そんな運行をする路線を私は知らない。平地でもスイッチバックみたいに別方向へ行く路線はあるが、その間に2つ以上の駅が重複したりはしない。原宿から新宿へ行き、そこから戻って信濃町のほうへ行くようなもんで代々木が重複となるが、そんな乗り換えない路線は聞いたことがない。そして重複した場合は別料金になるのが普通。

 山形県~宮城県の旅をしたとき、私は「週末パス(範囲内乗り降り自由)」を持っていたため何の問題もなかったのだが、寒河江→仙台という切符を買うと、寒河江→山形→仙台と乗ることはできない。山形~北山形が重複しているからで、本件の図で示す B-C間が山形~北山形となる。B-C間の往復を別途購入しなくてはならない。希にあったとしても乗車券は分割になるだろうね。この例の場合、寒河江→仙台に北山形~山形の往復を組み合わせれば良いのか悪いのか?

 ところが路線バスだと経由地のように道路を重複(往復)する路線が多い。本件のバスの例で言うならば、A-B-Dという料金特例定期券に加えてB-Cという定期券も買っていれば文句はないんだろうが、だったら素直にA-B-Cの定期券を買えばよい。とばっちりは、正当なA-D利用客がCで途中下車ができない(または疑われる)ことにある。

 かねてより問題にしてきたよう田舎になると人の目がないからモラルハザード(倫理崩壊)が簡単に起きてしまう。いくら交通違反を繰り返してもサツがいない。ですからロクな人間が育つ環境でない。子育て環境なんて言うバカ親が多いが子育てに田舎は最悪(一生、多人数と関わらないなら別)。都会で規律を叩き込めば田舎へ行っても問題は起こさない。逆方向の無知が押し寄せるとどうなるかは東京を見ればよくわかる。
 青森県タレントの王林ちゃんが東京の人が怖いと言ってるのは、あなたより前にやってきて腐ってしまった注意すれば逆ギレするしか能がない人達のことだよ。だから秩序を持たないところ配慮が悪事に利用される事件が起きて当然と思える。


 さて、某所で問題になった記録を読んだところ、B-C間で定期券を乗務員が確認するしか方法がないってことだった。通常なら別にC地点で途中下車したって良いわけなのだが、A-D間の料金特例を作ったがゆえに起きた問題であった。




 特例は作られなかったが、数年前に熱海市でも路線が変わったとき疑問が生じた。それ以前まで循環するバスは滅多になく、熱海駅から東方向へは山側と海側の路線に分かれていたが伊豆山循環なんてことになり、回る方向によって距離が異なるため料金も変わっている。利点は区間内で見かけ上の運行本数が倍になったことだが、見かけ上と書いたように反対側の停留所にもなる。

 私は現金か回数券のため料金表示通りとなるが、もし定期券の人は片方のバスにしか乗れないのだろうか? 回る方向で距離が大きく違っても170円と190円と大きな差はないため、通常の料金から何らかの配慮がなされていると思われる。

 逆回り配慮の根拠として、熱海駅から伊豆山循環で最長と思われる乗車が190円で約5kmなのだが、熱海駅から中心街へ向かうと、約2kmの親水公園で230円になってしまう。

 それほど距離がなく1周しても20~23分のところ、双方が1時間に1本だから30分に1便となり逆回りに乗る意味があるのです。通常、近場まで乗らないから20分もかからず逆回り必要性は高い。



 各地のコミュニティーバスなんかで、右回り、左回りで距離が大きく異なる場合があるが、だいたいそういう路線は均一料金だから本件のような問題が生じない。よって均一料金である東京都区内でも起きないし、均一料金でなくとも近郊で見かけないため田舎特有の問題と思われる。

 主に観光地であり乗車する住民がいないからか問題となってるのを聞いたこともないが箱根で大涌谷へのルートも同じ道路を往復する。国道からそれて病院へ向かったのち、また国道へ戻るなどありふれている。

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| emisaki | 2020-03-03 Tue 12:55 | 交通::情報・考察・計画 |