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曜日での運行問題
 先に調べた「阿智村 駒つなぎの桜」は昼神温泉郷から7.4kmの山奥にある。次に調べたのが「御所桜」。双方の途中が阿智村役場。 昼神温泉郷なんて観光地だから土日は便が増えると考えたら大間違いで、平日は4便だが土日は2便になってしまう。バスを降りてからも往復徒歩3時間となると、朝に出発しても帰りは14~15時となって、もうどこにも行くこともできない。

 旅先での受け止め方や、各種テレビ番組や報道を見てきて個人的に出した答えが、『過疎化させ公共交通を衰退させた理由は「車社会」に溺れた住民』。テレビ東京の秘境駅で地元住民の乗客を探す番組でも「電車なんて乗らない(使わない)」発言が何度も繰り返された。自己中と呼んできた通りで自分たちがした結果のくせに電車の廃線に怒ってるニュース番組さえ見たことがある。

 各地を調べていると路線バスも次々と廃線となってる。コミュニティーバスすら廃線もある。きのう今日で調べた長野県の飯田周辺だけでも3月末までに廃線があった。住民のためってことでは都会に来ていただくのはお断りだが高齢化問題を考えると山奥から人里へ降りてくる必要はある。だが、そうなると観光場所は完全に孤立して自家用車以外では辿り着けなくなる。

| emisaki | 2020-03-12 Thu 08:56 | 交通::情報・考察・計画 |