2020-04-11 Sat
解説本の選別にあたって避けた文字列は、「かんたん」「やさしい」「5分でできる」などと、昔で言うならば「猿でも解る」だと本当に素人向きだから。今は日本語になるのが早いが過去には英語の説明と戦って使うしかなかったからコンピューター系の本には相当な金額を投じてきたかも。何年ごとに様変わりするから長期的に通用せずお金がかかる。私が学生あがりの頃に趣味で買った Inside Macintosh の日本語版は小さな百科事典みたいな感じで全巻で十数万円もしたが OS がsystem 8.x から MacOS X へと全てが変わってしまい重たい紙くずになってしまった。ほかにも古い解説本が残ってるが近年じゃトイレットペーパーにも替わらない。
次々と変わるため時代ごと買い続けないといけない。今でもCSSやJavaScriptでは「リファレンスマニュアル」の日本語版に加え誤解を招きやすい部分を解説した書籍は重宝する。WordPress においては素人なので少し緩い本を選んでみたが通販では月刊誌を買うのと違うから中身がよくわからないって本屋さんのありがたみを感じた。どうせその手の内容は大手の本屋に行っても置いてあるとは限らず事前に中身を確認できる可能性は下がる。
学生時代から書籍にお金を使うことは躊躇しなかった。恐るべき知識を与えてくれたから。インターネット全盛期に一般人の大流入が「Give and Take」の概念を理解せずに知識や情報をタダと思ってる「クレクレ君」を生みだしてしまったよう思う。若年層に限らずで「商品を買ったら使い方を教えるのが当然だ」なる高齢者もいた。いくら高額でも自動車を買っても教習所はタダではない。どうやら当たり前さえ理解できない人が一定数いるので見知らぬ客は怖いんだ。
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