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飲料水の料金比較 2020年版 追加
飲料水の料金比較 2020年版
 滅多にいかない郵便局で待ち時間が生じたため暇つぶしに置いてあるカタログを読んでいたら日本郵便もウォーターサーバーの水の販売に関わっているので比較してみた。

・7L × 2本 = 3,456円 / 7L × 4本 = 5,357円 / 11.5L × 2本 = 3,953円
(参考)7.8L 1,250円×6箱=7,500円(46.8L)サントリー南アルプス天然水(初回2箱無料)
(参考)9.5L×6箱=7,280円(57.0L)富士山の天然水 ジャパネット(初回2ヶ月無料)

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 比較してみるとウォーターサーバーのレンタル料は無料だが、水の注文に関してはまるで融通が利かない。ウォーターサーバーのメンテナンスも何年使おうとも無料じゃなく入れ替え希望は11,000円とある。水の注文方法は上記3種類のみで足りない場合には1ヶ月に1~4回配達を選択する。

 問題は止める場合で1ヶ月あたり1回まで無料だが2回止めると1650円が徴収され、3ヶ月分を止めると強制解約。なのに注文本数の変更が簡単にできない。解約、再契約は可能だろう。この商売の各社で多くは1~2年契約続けないと違約金が発生するが、これには解約違約金がないがウォーターサーバー返送料(回収費用)がいくらか不明なのが怖い。今まで数社は調べたが水の代金も高いし総合的に一番酷い条件だった。ネット検索すると薄っぺらの企業情報しか出てこない。他社は競争してるが高飛車な契約内容から郵政時代の天下りかどうかとか確認したい。

 本日にサントリー南アルプス天然水が届くが、2L × 9本 × 3箱(54L)だが支払いは3,147円である。大型スーパーマーケットで買うと2,600円くらいだが持ち帰る手間を考えると送料としては非常にお得。水の銘柄に拘らなければ同量2,000円くらいで済むが近隣日用品販売の薬局から数百メートル運ぶ必要あり。昔ながらの酒屋は高値推移して使い物にならず。

 ウォーターサーバー業者はスーパーマーケットで無料サービス提供してるRO水までカネがかかるわけで、いつになったら真っ当な競争できる業者が登場するのだろうか?

 2リットルペットボトルの箱買いが最も安上がりであるが、送料を抜けばウォーターサーバー用ではない20Lくらいの容器入りの簡易蛇口付きな水が1250~1500円と安かった(ただし大きいし重たいし送料が高かった)。

 流通コストが左右してることは明白だが水道水が飲める日本は海外のようには飲料水ビジネスが拡大することはないので価格が劇的に下がることは考えにくい。飲料水だけで勝負する宅配だが契約者数が増えれば値が下がる可能性は残されてる。

 最初から水質の高い地方で商売は成り立たないのだから都会に限定すれば輸送コストも抑えられる。日本のほうが物価が高いっても、アメリカの1ガロン、2ガロンの料金を知って日本を見ると「富士山の八合目か!その値段」と言いたくなる。
(浄水場の設備が進化しても水道管が腐ってるので末端では臭くなってしまう)

 電気代のかかるウォーターサーバーを推す意味がまるでわからない。テレビ通販で言うならば、客を丸め込むパフォーマンスとして必要だってだけではないのか。前回に比較したように、どの家庭にもある冷蔵庫で冷水、そして電気ケトルまたは真空断熱魔法瓶による熱湯で何が悪いのか?

 必ずと言ってよい冷蔵庫は必要なので除外することはできない。電気代を減らせる最新型に買い換えもエアコンと違って冷蔵庫は値段が高いため型落ち品を買っても10年くらいで元が取れるほど電気代は安くならない。真空断熱魔法瓶の電気代は年5千円であるが、ウォーターサーバーは年1万2千円と高い。消費電力から予想するに断熱の作りが悪いから冷やし続け、熱し続けないといけないので消費電力が大きい。今回比較した製品だと冷水に90W、熱水に350Wと冷蔵庫を軽く越える消費電力だった。

特定条件で使い続けたら月額いくらって話を基準に考えた上、無駄すぎるとの判断を下した。

 ペットボトルの水の支出額の安さを提示したように、高い値段を付けてる水だけじゃ商売できないのでウォーターサーバーなんて実は迷惑なものを便利と称して抱き合わせているのではないのか?

言葉巧みに釣られるのではなく全て知った上で買ってよかったと思うものを選びたいものだ。

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| emisaki | 2020-06-30 Tue 08:33 | 生活::食品 一般 |