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PETボトルを潰す騒音の顰蹙を考えよ(飲料水メーカー)
 常々“地方症”なる奇病に冒された残念な人達を扱ってきたが、夜中に帰って来ても自動車のドアや玄関の扉をバタンと閉められる図太い神経が信じられません。そっちが大多数派だから企業側も何かと配慮に乏しい分野がある。ずっと温めてあって書けなかったのも検査機がなくて主観でしか決められないことだったが音量計測ができないまま書くことにした。

 資源ゴミとして出すとき、洗って潰して出せってことになってるが、PETボトルを潰すのが簡単なのは最近に登場した水やお茶が入ってるペラペラの容器だけで、ほかは顰蹙ものである。

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「ペットボトル顰蹙大賞」をやってみたかったのだが計測できなかったので主観で大別すると、

・炭酸飲料で胴体部分に細かい凸凹 (三ツ矢サイダー系)
・容器は薄めなのに高周波音が響く (カルピスウォーターなど四角いやつ)
・柔らかいのに形状記憶が強い容器 (炭酸飲料 胴体は円筒形)

潰すのが大変だが一度潰してしまえば大丈夫なのが

・強炭酸じゃないくせに分厚い容器 (オランジーナなど)

ただし潰しが弱くて元に戻ろうものなら固い容器ほど、ものすごい音が出る。


 何が悪いかだが、潰すのは1度の騒音でも「元に戻るときに何倍も騒音」となる。一気に潰しても数度に渡って戻ろうとするやつが何倍にも周囲に迷惑となる。だからアルミ缶は潰しても元に戻らないため同じ本数を処理しても迷惑度が低い。

 ミネラルウォーターやお茶の容器を薄くしたのは簡単に潰せるよりも使用量が少なくて済むって儲け話しか考えられないんでしょ。ラベルが簡単に剥がせるとか考えるならさ、音が静かに潰せるのも考えるべきである。


 小さい頃のクイズ思い出した。映画館で板チョコ 3×4例を12個に割るのに何度 顰蹙を買えばよいのかって問題。クイズの答え(11)がどうのではなく、いまどきの“地方症”に冒された自己中は顰蹙を買ってるとは思わないんじゃないかという恐ろしさ。

 “地方症”、それは「他人からされることには異常に反応し、自分がする迷惑には恐ろしいほど無頓着」と殺人事件にまで進んでしまう迷惑な奇病である。こんなのは氷山の一角、ヘッドホンステレオで音楽聴きながら外を歩けるような頭のおかしい人に解らないこと大量にあるんだよ。

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| emisaki | 2020-07-11 Sat 23:36 | 生活::食品 一般 |