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「なんちゃって天守閣」乱立の恐れ@週刊ポスト
なんちゃって観光客だからね。天守型展望台なんて用はないとみんな思ってくれないとダメ。

 報道されていたので掘り下げたら週刊ポストに 『城の復元ルール緩和で「なんちゃって天守閣」乱立の恐れ』、 『全国にある城の天守 大半は史料に基づかず再建されている』 なる記事があった。

城の復元ルール緩和で「なんちゃって天守閣」乱立の恐れ 2020.9.16
『全国にある城の天守 大半は史料に基づかず再建されている 2020.9.15

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 史料なんて知らずとも薄々は気づけるわけだから私は大阪城にも名古屋城にも用はなかった。当たり前だろ、鉄筋コンクリート、エレベーター付きなんて「天守」じゃないからな。だから1年のうち最大50日も名古屋にいたことがあるのに名古屋城の城内には行ったことがあるが天守には全く興味がなかった。時間を見つけて行ったのは犬山城だから。

 地震で倒壊した熊本城の修復についても、修復じゃなく余計な手を加える設計変更については激怒している。名古屋城の復元においてエレベーター設置を要求する裏の意図が見えてくるクソ野郎どもにも虫酸が走ったわけだ。

  文化財の復元への難癖に負けてエレベーターを付けるようでは「偽物」決定なのである。

 天守において大半は熱海城(娯楽施設)と同義語と思ってきた。お城はなにも天守だけじゃないし、鉄道オタクに乗り鉄だの撮り鉄だのいるみたいに堀だの石垣だの分かれるだろう。

 例えば小田原城なんて小さい遊園地に動物園もあるくらいだが、ブラタモリで扱われたように小田原城は天守なんて見る価値は低く、歴史的背景から見るべきは街の中(元の城内)に潜んでいる。そこで問題になるのは今や私有地となってしまって入れないところだろう。役所は入場料という金儲けをする上で「天守」を利用するしかない。

 そもそも明治時代の奴らが城なんてたんなる再利用できる土地だとしか思ってなかったんだろ? だから廃城にて民間に売り払ったり、壊して役所や学校が建ってるところいっぱいある。

 復元計画がいくつもあるって、今になってから金づると思ったから役所が動き出した箱物行政でしょ。お城じゃないけど韮山反射炉は入場料100円だったのに文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」登録からの箱物行政のツケを回され500円になってしまった。

新しく作ったら 1000円どころか2000円くらいの入場料(入城料)を取りそうで怖い。

 箱物行政と言われるだけの甘い考えなら税金なんだから作らせないほうがいいね。箱物行政って昭和の負の遺産が大部分かと思ったけど平成も令和も全然終わってないよね。建設業者からいくらもらってんの?と質問したくなる。

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| emisaki | 2020-09-16 Wed 07:42 | 大衆媒体::新聞 雑誌系 |