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九州本場を名乗る福岡vs秋田比内地鶏味 通販ラーメン対決
これらの2店舗に限っては秋田の勝利。 しかし、広く考えてみればいろいろ問題あり。

 福岡の店は麺は生麺と乾麺から選ぶから両方注文。スープの味は自由に選ぶことはできず、ある程度に別けられたセットから選ぶことになり、九州男児なんてヤバそうな名前のは避けて、博多風の豚骨、大分、長崎ちゃんぽん、関東風濃い口醤油を選択した。

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 ここで私の大失態だが、関東風なら通常は有り得ないため確認が甘かったのだが「ニンニク」の文字を見落とした。これが隠し味どころの騒ぎじゃなく、醤油ラーメンをぶち壊しているほど前面にでていた。脂っこいってことはない。

 好みでニンニクを入れるのはともかく、あっさり醤油が基本の関東風で香りすら殺すほどニンニクが入れられてるのに出会ったことないよ。臭い匂いで醤油の匂いなんて全くしない。粗末にはできず食べてしまって消えるまで憂鬱な日を過ごした。

 どこが「かくし味」なのか!と思ったのも、鍋を洗いまくったのに後日に臭かった。ですから煮沸消毒が必要なくらいだった。

 博多豚骨については既に書いたが、これも臭いタイプで、私が知ってた長浜ラーメンではない。あちらの人にとってはそれが普通の豚骨かもしれないが、私には耐えがたい。今まで買ってた博多とんこつラーメンは臭くなかった。気持ち悪い状態になるためスープは破棄させていただき、麺は別途利用を考える。

 長崎ちゃんぽんも思ってもみない味だった。どこが長崎ちゃんぽんなのかと。この会社の味は全く合わなかった。生麺で4食1080円でしたから単価は270円、具材入りで送料込みの定期特売時のリンガーハットの長崎ちゃんぽん冷凍食品の単価は410円でコンビニの醤油ラーメンの冷凍食品なら300円くらいで、費用だけで考えても安いが、旨さも数段上であることが “2度と買わねぇ” と思わせた。

 買う前に評価の投稿は調べた…確かに高評価が多く低評価が皆無という状況だったが、あからさまに某国ってわけでもないため、一般的な選択の失敗であろうが、やはり、地域名を汚しており「あの程度で商売してるのか?」と思わせる商品であったことに間違えはない。

スープにおいてはラーメンとは呼ばせたくない。




 秋田のほうは麺は生麺のみ。1セット4食は同じ味となるため別系統から3種で秋田比内地鶏(塩)、秋田比内地鶏コク醤油、通常の醤油。比内地鶏を選ばない場合は5食になる。

 福岡ので失敗していたため期待しないで作って食べたところ、これぞ本当のあっさりラーメンであった。香りを邪魔するものも入っておらず、だから薄いのではなく味もしっかりしていた。

 一般的に味噌ラーメンが一番騙せる味で、塩味が最も騙せない。実際のラーメン屋より量は少なく、具材なし、来客営業もなしなら迫ったものを作れるはずだが、どうやらこの手の商品はどこも原価率が恐ろしいほど安そうだ。特売で4食を6食に増やせることが原価率の低さを示しているだろう。


 製造から流通、販売と何時間もかかるため麺に関しては評価が下がるが、スープという点ではコンビニで売ってるラーメンのほうが遙かに旨い。倍の値段であるが具材も入ってる。都会に住んでいる価値を利用するならば、今回のよう1食250円相当のより、ずっとデフレなラーメン屋に入ったり、コンビニのほうが良いという結果となった。

 スーパーマーケットで売ってる乾麺なら3食188円とかなのでカップラーメンよりリーズナブルだから買うけど、試したような商品は二度と買うことはない。今回だってコロナ禍だから注文しただけ。通常なら店に行く。だってデフレタウンは普通に材料から仕込んで作ってる店の東京ラーメンが350円ですから。


恐るべきニンニクの関東風濃い口醤油は我が家にとって攻撃兵器に値したため即刻破棄で、
大分と博多のスープも残ってるんだけど完全に意気消沈。怒るのは通り越して敗北感が強い。

 その地域の企業が地域名のイメージを壊さないで欲しい。シャッター通り商店街になる個人事業主が大手に太刀打ちできる能力がないのは理解できるが、小さいながらに自社製造しているような企業がこれだからなぁ。

改善や突き詰める人達がいる一方で、日本にも駄目な連中が大勢いるってことだ。

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| emisaki | 2020-10-05 Mon 07:38 | 生活::食品 一般 |