2014-04-09 Wed
どっかの科学者の調査委員とやらは訳のわからないカタカナ連発の会見から日本語もおぼつかないようだったが、捏造(ねつぞう)は「事実ではないことを事実らしくつくり上げる」と辞書に書いてある。わかりやすい言い方なら「でっちあげ」であり、適用範囲の違いなら虚構という日本語もある。一般的には無から作り出してしまう意味なので「改ざん」という言葉のほうが正しく使える。フィルムだろうがイメージセンサーで捉えようが写真は写真であると考えられるが、問題はそこから先。フィルム時代の改ざん(加工)と言えば敷居が高く光学的処理も行っていたが、低水準では写真を切り貼りするくらい。デジタル化してからは悪気はなくとも「無意識に意図的な改ざん」が横行してしまって、過去の光学的に何か細工を施すとは大きく違ってしまった...
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