2014-06-24 Tue
ぐんまワンデー世界遺産パス 大人2100円、こども1050円発売利用期間 2014年7月1日~2014年12月31日
発売場所: 範囲内のJR東日本駅、旅行会社など。範囲外からは旅行商品とセット販売
→ JR東日本 > 列車で行く!世界遺産 富岡製糸場
→ JR東日本 高崎支社
流行で動くのが嫌いでも、群馬県内のほかの場所に行くのに使えそうなフリーきっぷ...
東京から見た範囲は「深谷」からなので、多少重複するが土日なら「休日おでかけパス」と組み合わせて使うことができる。新幹線の場合は範囲が途切れるため追加運賃が複雑になりそうだ。この「ぐんまワンデー世界遺産パス」が高崎~本庄早稲田にも対応してたら話は早かった。群馬県内の新幹線の駅には対応しているため、誰が使うか謎な上毛高原駅や安中榛名駅と高崎駅間も使える。特急券別だが、安中榛名の場合は近くに在来線がない。
注意点は、旅行会社の宿などとセット以外では範囲外で買うことができない!
鉄ヲタじゃないので知識はないが、自動券売機の複雑化を避けるとかありそうだ。私が良く使ってた鎌倉・江の島のだって以前は都内からの往復切符ごと購入できたのに、2~3年前に範囲内に行かないと買えなくなった。不都合として、割引切符なのに割高になる可能性を秘めていることだ。
深谷~高崎はこのフリーきっぷの範囲に入るため、都内からの場合は深谷まで買えばよいのだが、事前に「ぐんまワンデー世界遺産パス」が買えないので、深谷で下車する必要がある。高崎のような乗り継ぎ駅ではないから時間の無駄。これを行わず高崎まで行ってしまうと500円以上損する。鎌倉のキップもだが、根っからの私鉄と比べると“サービス業”には程遠い対応なのがJRだ。
「ぐんまワンデー世界遺産パス」は富岡製糸場へ行くためだけでなく群馬県を旅するための範囲となっているが、一部の駅の関係で県をまたがった場合を除き、路線に関係なく群馬県内の駅でバッサリ切られている。例えば、わたらせ渓谷鐵道は足尾銅山(栃木県)のほうへ行きますが、範囲は手前の群馬県内までだ。よって含まれる鉄道会社の問題ではなく群馬県としての政治的問題で範囲が決めるのだろう。
富岡製糸場ならJRは「高崎」でよく、そこからローカル線(上信電鉄)で上州富岡駅下車 徒歩約700メートルだ。ほかにどこも行かないなら「ぐんまワンデー世界遺産パス」は損するから注意でしょう。
上信電鉄「富岡製糸場見学往復割引乗車券」 高崎駅・上州富岡駅往復に富岡製糸場見学料がセットで大人1,640円(小人820円)。ほかに群馬県内で運賃960円以上使う予定なら「ぐんまワンデー世界遺産パス」を使ったほうがよくなる計算だ。
→ 上信電鉄
「ぐんまワンデー世界遺産パス」は群馬県内での移動に有用であるが、費用だけで語れば都内からなら富岡製糸場へ観光バスのセットのほうがかなり割安となっている。
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