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石川県動向調査店舗(アンテナショップ)10月新装開店
 長野県は8月末からずれ込んで10月下旬となった。石川県は有楽町の現行店を7月で閉店しており「石川百万石物語 江戸本店」として10月上旬こちらで新装開店。邪悪な気配が漂う立地が悲しいが。

 長野県は現時点で交通会館の2階にあるが、それはどうなってしまうのだろうか?賃料を考えたら閉鎖だろうが、アンテナショップが集結している場所を捨てるのは通りすがりも切り捨ててしまうことになる。


 こちらは以前からある「福島八重洲観光交流館」、ところが最近になって新日本橋駅と神田駅の中間くらいなオフィス街に「日本橋ふくしま館-MIDETTE」というのができた。

 関係性はよくわからないが、双方のウェブサイトにリンクが張られていることからも、よくある派閥争いではないようだから将来的には統合もあるかもしれない。ただし、イベント内容が固定なので付いている事業者が異なると平行路線なのかも。



 東京駅八重洲口の「福島八重洲観光交流館」から有楽町のほうへ歩くと、「茨城マルシェ」、「まるごと高知」、「沖縄わしたショップ」と続き、石川県のアンテナショップという位置関係。


 更に外堀通りを南へ行き数寄屋橋交差点を過ぎると「銀座熊本館」

くま・本館だったりして(笑)


 その「銀座熊本館」から見て奥の中央通り方面 すずらん通り にできるのが「銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~」 東京都中央区銀座5-6-5。不動産屋で近くを調べたら隣の銀座5-6-6の5階建てビル約120坪が月額420万円となっていた。長野県が入るのは浅草雷門の前にできた観光案内所と似た感じなNOCOビルのほうで、間口も建物としても大きいため、1・2・4階を使用にて1坪4万円程度で1~2階は割高と想定すると500万は賃料が発生してそうである。正確な賃料は長野県が事業として詳細を報告してくれればわかるでしょう。

 東銀座の「ぐんまちゃん家(ち)」が1・2階で年額約6500万円らしい。写真のとおり、向かい側には歌舞伎座があり、じいちゃんばあちゃんが集まってくる地域。

 立地条件が良い「ぐんまちゃん家(ち)」から長野県が出店する場所は銀座の路地にしては高い予測が出るが、銀座とはいえ路地裏に客はどれだけ来るだろうか?



 「ぐんまちゃん家」がある東銀座には、ほかに岩手県の「いわて銀河プラザ」がある。

 都心部で他の地域に出店していたり、都心ではなく住宅地の商店街に出店している都道府県もあるが、大部分は東京駅から新橋駅の沿線上という“お高い”場所に出店している。


 やはり、都道府県アンテナショップと言えば、ここ有楽町駅前の東京交通会館であろう。だが、静岡県みたいに好立地な場所さえ真っ当に使えてない都道府県もある。

 各地から宣伝に来ているのかもしれないが、客から見れば東京での商売が顕著に現れており能力を見定めることができるのも現代アンテナショップである。“観光案内所”な時代は、とっくのとうに終わっている。

| emisaki | 22:18 | comments (0) | 旅・散策と行事::風景・施設 |
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