一般的に余計な出費を抑えるには複数路線を乗り継がないのが鉄則だが、今回は時間が勝負だったから早いほうを考えた。羽生から新古河に行くのに途中でJRを挟むかどうか？　急に決めただけあって私は選択を失敗した。

１．羽生→（東武）→久喜　久喜→（JR）→栗橋　栗橋→（東武）→新古河
２．羽生→（東武）→久喜→東武動物公園→南栗橋→新古河

　東武の近距離運賃が高いためJRを乗り継いでも料金がほとんど変わらない。気兼ねなく早いルートを選べるが、どちらのルートせよ乗り換えがやたらと発生する。東武線でそのまま行くと久喜、南栗橋止まりがやたらと多いため分岐点の東武動物公園を入れて３回も乗り換えることとなった。

　古河の花火にて栗橋で乗ってくる人（JRから東武）はすごく多く東武線 新古河駅が大混雑となった。東武線 久喜駅で下りJRに乗り換え予測な浴衣を着た観客風な人もいたため、面倒だが上記の１番ルートが想定された。

　JRの乗客はどうかが久喜駅では見えず、栗橋駅ではプラットホームに人が溜まってるようには見えなかった。JR古河駅から花火の観覧場所へは有料席なら似たような距離だが、時間が遅くても空いてる横の土手なら東武線 新古河駅のほうが圧倒的に近い。当方として普通は２時間以上前に行くから、一般客が押し寄せてくる遅い時間には行かないので比較できる過去データがない。結局、どっちの駅を使う人が多いんだろう？

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　Suica（電子マネーカード）に１万円入れたのにガンガン減ってきた。ICカード使ってるとチャージ以外で券売機に近づかなくなって運賃がわからないまま乗り、ボーっとしてると残高不足で恥をかく。改札機を通るときに残高表示されてるだろってのは歩くのがすごく遅い人の話であって、改札機を通ってると残高が表示される前に通過して立ち止まらないと見えないのですよ。この点でJR東日本の新型改札機は最悪で立ち止まらないと見えない。通るとき、

　　　いつも私が見るのは前の人の残高！

　履歴を印字してみてICカードの残高の減りが多い理由がわかってきた。小田急や京王線は どんな距離でも安いから京王線 新宿→高尾が43.0km 360円であるが、東武線は 曳舟→久喜が45.3km 650円であった。長距離なら安いが、近・中距離の運賃が高いため、ちょこちょこ乗り降りしていると３～４千円がすぐなくなる。待ち時間が長いからと言って動くのは得策ではなかったようだ。

　東武動物公園の入園券とのセットはある。日光・鬼怒川のフリーパスもあるが、足利・宇都宮・佐野・羽生あたりは何もない。まさか、東武の施設がないから？　東武線の株主優待乗車証は転売されてるが価格が高いため遠距離じゃないと効力がない。
（安すぎ買い取り価格からして売値が馬鹿高いから金券屋は売るほどボロ儲け商品のようだ。驚愕の差から）

　過去の使用履歴から幸手（権現堂の桜）、佐野市（佐野厄除け大師）、足利市（JR足利→富田・あしかがフラワーパーク）は日光の往復よりお金がかかっていた。このルートに限って言えば、東武線よりJRのお得なきっぷを使ったほうがよかった。

　ほかに中距離で高い例では亀戸→大宮。JRなら550円だが、東武だと720円になってしまう。東京から神奈川県な私鉄だとたとえ不便で遠回りでも安いのがメリットなのだが、東武には通用しない。

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　東武を使うには、他の路線がないのは当たり前として、遠距離でしょう。JRでも行ける、日光、宇都宮、館林、佐野、伊勢崎などで、JRより近道だと運賃が安い。極端な例では、東武 亀戸→足利市 970円、JR 亀戸→足利 2,270円となる（ただし足利と足利市駅は渡良瀬川を挟んで1キロ以上離れている）。この差はタクシー移動か東武の特急を使えるが、上記のようJRには「休日おでかけパス」や「青春１８きっぷ」があり、それを使って乗り降りしてると劇的な料金差すら埋まるため考えるべきは所要時間だけとなる。東武にはこのあたりでの乗り降り自由切符がないのが痛い。