2014-01-24 Fri
どこの観光案内も同じ失態を犯すものだこうまで気づかないのは自分たちが旅をしてないからでは
最初に田沢湖、その湖畔の「たつこ像」というのを調べていた。(秋田県)仙北市 観光情報 からは、秋田内陸縦貫鉄道 松葉駅から“乗り合いタクシー”があると書いてあったが、ほかの情報も含めて 点と点を放射状に結ぶ 情報しか書かれていない。一見、使えるようで使えねぇ~って言いたくなる情報は全国でお約束であり、もはや あきらめてる ところがある。ならば個々の旅行者が選択できる情報くらいは出すべきでしょう...
全国的な役所の観光情報や観光協会の大多数は、日本の複数の都道府県を含む大きな地図の状態で飛行機や特急・新幹線で行く方法は示されているが、現地でどうするのかを無視していることがある。
田沢湖観光協会で言うならば自分で調べろとリンクがあるが現時点で路線バスはリンク切れ。交通網探索ローラー作戦しかなく、近くの駅名と絡めてバスやタクシーと検索入力して会社を探すのだ。多数がわかったのが仙北市にある交通会社の一覧。おすすめだけ出されても各自回るルートは違うだろうし、自分で調べないといけないのだから参考にすべき場所を示すのが筋。
役所の情報の問題は行政区分にある。観光客にはそんなの関係ないから隣接した地域の情報も集める必要がある。書きたくないのか知らないが、交通機関が別の交通に関して書くことはほとんどないため、役所や観光協会がやらないといけないのだ。
・点と点を放射状に結ぶだけの意味ありげで、なさそうな情報とは
東京を例にして書くと、観光に来て、外国人にも有名な浅草寺に行ったら、ついでに東京スカイツリーも行くでしょ。なのに東京駅と浅草、東京駅と東京スカイツリーへの情報しか掲載されていないようなもの。横のつながりである浅草寺から東京スカイツリーへ行く方法が示されていない。だから周遊したくても計画を立てるために集める情報が多くなる。
都内なら交通網が複雑にあるからなんとかなるが、地方だとそうはいかない。路線バスなどの本数が少ないため、経路の組み立てを間違うと見えるものも見えなくなってしまう。冬に行ってバスに乗り遅れたら凍死しちゃうかも。東京でもコミュニティーバスは1時間に2~3本とかなのに、地方に行ったら1日に2~3本しかないところもある。
花火大会の帰りに終電との戦いをしてきたが、地方で乗り遅れることはタクシーを呼ぶくらいなら泊まったほうが安上がりだし、タクシーも宿もないことすらある。
・意外と多い 出しっぱなしの観光計画
おすすめプランとしてコースを紹介してくれるのは良いのだが、「どうやって行くの?」と思ってしまう場合が多々あるんです。載せてるところもあるんですが少ないです。自家用車移動と決め付ける場合には知ってて出してないという感じも。
・コースはこっちで決める
最終的にコースはこちらで決めます。おすすめプランは、どこどこへ周ると記述しておきながら、場所(住所)や地図で示されてない場合も多い。結局、自分で調べるにも面倒くさいことがわかるでしょう。観光地名、要所名をいちいち入力して調べるのです。この作業をしたいのに稀にあるのが「著作権で保護されています」なる表示を一方的に出してくるサイト。画像とかではなくコンテクストメニュー(右クリック)したら強制的に出すので観光サイトのくせにたちが悪すぎる。宣伝すべきサイトが何やら取り扱われるのを拒否しているかのようです。こんなの保護として通用しない。いくら天下の愚作のダウンロード規制があっても、それとは別に著作憲法第32条を拒否することはできません。かたっくるしいことは置いといて、一般のお客さんが私のように検索ワードとしてコピーする手間を阻んでいる行為である。
・必要なのは現地の公共交通機関のすべて
おのおの行きたい場所は違うから何時何分にどこは、おすすめコースでしか成立しない。路線が調べられるような情報を置いてくれないと困ってしまう。小さい町ほどネット検索しにくい。町民だから知ってるふうな地域バスの情報は外に出にくい。
飛行機・電車・バスで行くとして、現地でレンタカーはもとより自転車があるかも書いていただきたいものです。
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