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条件が胡散臭い宿泊補助金
 群馬県は2014年10月1日から12月26日に川原湯温泉の宿泊助成を行うと発表していますが、この条件は公の場で問題にしてもよいのではないかとの疑問点があった。まずは、「4名以上の団体」。これは何人だろうが「団体」であることが国か何かの条件に入ってるのだろうか。しかも民間だけじゃなく税金で運営されてる組織も含まれる。

 次の条件が問題で、「八ッ場ダム事業説明会への参加」。八ッ場ダムのせいで温泉地がダム湖のそこに沈むわけだが、すでに大部分の温泉宿が営業してない。川原湯温泉旅館ガイドによると営業しているのは3軒、あとは事実上廃業としか思えない。休業中にし続けるのは補償がらみだろうが貰う権利はある。このダム計画のせいで温泉地と吾妻渓谷上流を失うが、現在の都市型洪水において治水対策がこれでないことは言うまでもない。

川原湯温泉への助成が必要でも、訳のわからない条件についての説明は必要だ。

| emisaki | 20:57 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察 |
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