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ぶろぐん

大島往復6,000円今月末まで。そして…
 世間と逆で夏がオフシーズンで椿まつり期間以外は2~3ヶ月に1度しか確認しないため知るのが大幅に遅れた。伊豆大島観光復興支援事業ということで、9月24日から11月30日まで東海汽船の東京(竹芝)と大島のジェット船往復が6,000円とのこと。

 もちろん大幅な割引設定には条件があり、往路は午後便、復路は午前便に限定されてる。例によってオチが付いてしまったが、事実上1泊では観光の体をなさない。15~16時到着では暗くなってきてしまう。はたして、これはお得なのだろうか…

 当然ながら三原山に行くバスは到着前に終わっている。波浮港に行く路線バスに間に合ったとしても観光して戻ってくるバスはない。波浮港に宿泊するとしても翌日の船に間に合う路線バスがないときてる(現在の運行ダイヤにて)。

 この時期において行くべき場所は少ない。あまり魅力的でない早咲き椿とやらの微々たる可能性と少々を見るのに費やす時間とお金としてはコストパーフォーマンスが悪すぎる。

 ・船の運賃が往復15,940円(2014年11月)のところ6,000円(特定便)
 ・宿泊しなければならない
 ・東京都による宿泊割引 1人1泊3,000円(最大2泊、大島観光協会[元町港]で手続きが必要)
 ・観光の時間を確保するには最低2泊が必要となる
 ・キャンセル料は29日前より出航前30%、出航後は全額

 客が少ない便の割引は当たり前のことなのだが、客として収支計算をすると、この時間制約を強いられる運賃割引は甘い罠に思えてならないのであった。時間はお金には代えられない。




 2015年1月24日夜~31日の運賃を見ると、「伊豆大島観光復興支援事業 割引後の料金」というのがあり、前後からして2割引のようだ。

2等 特2等 1等 特1等 特等 ジェット船
4,800 7,200 9,600 11,530 13,450 7,780円
3,300 5,700 8,100 10,030 11,950 6,280円 (伊豆大島観光復興支援事業 割引後の料金)

 これはインターネット早期割引、早期購入割引と同じであり東京都の補助金割引でないなら割引併用できないはず。だから意味はない。株割出せば35%引きだしね…ちょっと待てよ、いつのまに土日が繁忙期扱いになりやがったんだ!すると25%か。なんてこったい。

ということで今年初めに比べると、かなり推しが弱くなってる。

 お役所仕事だと思ったのが、東京都による観光費用 補助金 だった。東京都はカネは出すけど面倒くさいことはやりたくないのが見え見え。船賃に付け、不公平だと文句が出たんだろうが飛行機が加わり、同時に宿だの商店だのとなったが、これでは大島と客の双方に合っているとは思えない。その時期に決められた人たちだけが得してきた。客として観光するからには自由でありたい。
| emisaki | 08:11 | comments (0) | 交通::情報・考察・計画 |
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