2014-11-14 Fri
某電気屋は家電部門でアフターサービス ワースト1 を連続8年だそうです。これで疑問に思ったのが、「なぜ何も“改善”しようとはしないのか?」でした。雑誌やテレビ番組では家電俳優・家電芸人がヨイショばかりやって、毎日ファッションか家電かって買い物コーナーと宣伝で嫌気が差してきてる。テレビ局の顧客第一は視聴者ではなく広告主であるため、企業に不利になること最悪の順位なんて一度も放送したことがない。提供番組にちょっとした他社製品が映り込んだだけで苦情が来るから、言われもしないのに自主的に隠す。
判断能力のない人たちがCMによって買ってしまうと危機感がなく自分たちの酷さに自覚することもないのだろうか? あらゆる分野にて当事者が発表してる「顧客満足度」なんてのは、消費者として疑ってかかるのが一番でしょう...
最近の報道では、ある雑誌社が競合他社の成り立ちを扱うNHKのドラマを扱っただけで全ての広告から降り現行広告費まで不払いと伝えられたが、これはもう下衆の極みというより法律に抵触する状態で、事実であればブラック企業どころかモンスター化してしまったようだ。だから提供が付いてれば競合他社を隠すためボカシとして非現実とする。
このような企業を育てたのはテレビ局の本末転倒な方針にあろう。過去に指摘しているが、特撮、アニメで変身とか乗り物の変形・合体シーンが繰り返されるのは売り上げを多くするため制作にまで介入してくるオモチャ屋の仕業と伝えられた。連中によって見たいと思ってる作品が捻じ曲げられている。
「作品をもってして広告を得る」のではなく、[広告を得るために作品を作る」ようにしてしまったから企業を調子に乗らせ、放送局という自らも腐ってしまったのである。だから本末転倒だというのだ。
なんで家電部門でアフターサービス ワースト ランキングが10まで減ってきちゃったんだと思ったが、業界再編してて合併とかあるからでしょうか。もし、合併をひとくくりで語るのならば、これには問題があります。なぜなら、商品の仕入れや経費に関わる分を同一にしているだけであって、店員の教育までは同一となっていないからです。チェーン店で上層部経営者が変わっても一般店舗は何も変わらないことが多い。
だから業務提携して騒ぐのはマネーギャンブラーだけだ。利益が減ったから実行していることなので、我々が得することはないに等しいとは客をやってればわかる。行くのは大きな買い物だけじゃない。それで空気悪いの掴んでたら大きな買い物をしたいとは思わなくなる。
私が何気なくやってきた買い方と同じことを、個々の店の使い方として書いている方々がいる。悪い店では消耗品くらいしか買わなくなり、サービスの良い店で大きな買い物をするようになる。
過去、エアコン故障において各店舗と関わりが強くなった際に、いろんなところを廻ってみて怒らさせてくれたのが、この系列店である。「店員が少ない」から「長く待たされる」どころの騒ぎじゃなく、何台限りとかいうやつじゃない売りに走ってる商品がない。夏ではあってもシーズン前や、世間のボーナス前で商品がないってどういうこと?売価は絵に描いた餅だって激怒。更に通常取り付けじゃなかったら商品の半額くらいが工事費としてきた。(この件の詳細は過去に投稿済み)
のちに別のところへ発注してから判明したのだが、あの系列店は工事費からも儲け、少しでも売上げを上げるため店舗決済したがるのだと言う。もっと過去からしても、販売店からは「工事は状況次第だから追加費用などは作業員とご相談」ってのが当たり前だったから、おかしいと思ったんだ。うちの場合は2段組みだったから工事費は高くついたのだが、それでも某店の見積りよりは安く済んだ。そのような店の場合、高すぎだろとか店で揉めて必要より過小費用で取引が成立してると泣かされるのは工事業者なのかもしれない。工事業者からも何かと内情まで聞き出してしまう私の“調査の技”をいまさら説明するまでもないでしょ。
買い物にも行けず、電球すら交換できない高齢者にはなってないから、電気屋と関係のない買い物までしてくれる「でんかのヤマグチ」までを欲してないが、家電製品を買うときに値段が高いを知ってて買ったことがあるのは、故障したときの対応とか劇的に違っているから。私も激安を使うから悪いとまで言う気はないが、売りっぱなしの店は初期不良なんて本当に最初から壊れてたしか受け付けず、あとはメーカー保証となる。大物ですと安く買ったはずが、輸送コストや時間をとられて、「安物買いの銭失い」となってしまうのである。
買った瞬間の値段だけ安い店が、のちも満足である可能性は低い
安売りを買っても過去の製品は質が高かったが、今はバグ満載に壊れても当たり前まで失墜している日本製品だと、激安店と差が小さくなっていることからリスクを背負ってまで少々ケチるという意味がなくなった。私が某社のテレビ番組録画機を買い増しているが、ある会社の実例から都市伝説として時限装置付きが言われるが、そのごとく全く同じ場所が壊れている。耐久性が1年ちょっとしかないとしか思えなかった。ネット検索したらゴロゴロ出てきたくらい。
(ちょっと難しい内容あり)
「壊れにくいもの」じゃなく、とことんケチって「壊れた人は交換すればいい」というのが、家電メーカーの信用を捨てた解答なわけです。こうした考え方って自動車でもありそうだから怖いよね。家電屋は人身事故でも起きない限りリコールなんてしないですから。バグは出さないじゃなく、出たらアップデートすればいいくらい軽い考えしかしなくなった。それほど昔じゃないが私が開発として関わっていた頃はROM化しますからバグを出したら製品回収となります。そんなことをしたら事業が傾くし、倒産すらありうる。もちろん、そんな事態には一度もなったことはありませんし、絶対にしてはいけなかったのです。コンパイラーを使っても出力したアセンブラ(マシン語)で動作を追いかけるまでやってましたから。
今の野郎どもには、こうした危機感がまるでないから責任感すら存在しない!
バグったらネット経由でアップデートとか、人生までリセットボタンを押したらやり直せると思ってそうな人たちが増殖し、加えて上層部は必要な予算切るのだから、真っ当な製品が出てくるわけないんですよ。製造能力が悪かったり、長寿命を達成できないなどで、ちょくちょく壊れた昔の時代は仕方のないことだったが、今は故意とも言える製造不良や検品・検査の甘さによって日本製に恥じるダメ製品を作り出しているのだから、また「アフターサービス」の必要性が復活してきてる。
ネット更新やファームウェアのアップデートの本来は問題が出たときの企業存続危機の回避だったが、その意義を忘れて安易に修正できるから品質検査に手を抜くようになってしまった。こうした考えがモノ作りに大きな悪影響を与えてしまったのだが、集計した結論しか見ようとしない大企業のお偉いさんには原因が何も見えてないのでしょう。
わかってるのは現場だから一任しますなんて偉い社長は一握りしかいない。社員100人くらいいても決裁権が社長にしかないとかいう会社なら見てきただけど、そういうところは見分けやすくて離職率が激しいし、能力じゃなくだいたい家族で経営権を握ってる。マスコミ関連とか世間で人気の職だと内情を知らない新卒がガンガン応募してくるから傲慢社長が気づかないわけよ。今の腑抜けじゃなく、過去から1~2年で新入社員の大半が消えてゆく会社なんてロクなもんじゃない。だから企業体質から仕事ぶりは見えるはずなのだ。
安物買いの銭失いのリスクが顔も見えず営業所も知らない通販ではなく、店舗をかかえているのにあるのが、このワースト1に選ばれちゃう会社である。言われもないことではなく、ちゃんと結果が伴ってワースト1を獲得しているのだと、自らが客をやってきて感じている。だから消耗品しか買いに行かなくなり、大物はわざわざ遠くまで買いに行く。もちろんワースト1じゃなくても下位にされた店では感じる。
言われ始めてから逆ギレで発表した雑誌社に訴訟を起こすものの、経営方針から社員教育ができず、人々からの意見を知っておきながら「改善」ということを何もやってこなかったから2年前にも私を激怒させる状態であるのだろう。良くなるためには競争しかないのだが、大型店は巨額経費がかかるため固有の勢力を持っている地域がまだまだ残っている。競合がある大都会であると、そこそこ離れていて高齢化も進めば客は他を知らずに買うから事業が成立してしまう。経営者がダメであることを知らず泣くのは社員と客だろうか。この販売店に未来はないですね。
競争が必要だと書いたが、ダメな会社がやってる競争ってのは間違った競争です。
私の買い方だが、良いほうの1位を追従している店は値段とサービスの両方が良い。
真っ当だと勘違いしている人が多い日本の暗黒面を知っておいて損はない。その一角で本件に関わることは下記にあった。
→ テレビが報道しないアレコレ
(ご注意、全てのリンク先の内容において当方が保障や推薦しているわけではありません)
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
先頭へ △