2014-01-08 Wed
拠点となるところが問題だった。近年は関西へ行く予定がほとんどなく、行ってるのは愛知、岐阜県に宿泊してたから東京へ帰る前に逆方向の寄り道をしただけでした。それに大阪からでは遠すぎる。前回調べたときに名古屋からだと時間的に東京に戻れない可能性が出てきた。そこで別件があったとしても当日中に辿り着けるであろう奈良が浮かび上がったのだが、これには大きな問題があった...奈良県から向かうとなると有名な観光地付近(奈良県の北側)では大阪、京都の近隣。奈良観光ではないから奈良県の観光中心部から熊野へは遠く、奈良県南部も山で簡単に行けないので、JR和歌山線、近鉄 吉野口駅からJR高野口駅あたりにも目をつけた。
調べる最中に展示会でこぼされた愚痴を思い出した。それは京都・奈良観光での話しなのだが、
「奈良には泊まってくれない」
正して言うならば “泊まる場所がない” でしょう。例えばJR京都駅とJR奈良駅周辺ではホテルの数が桁違いで、何か行事があったとしても全員を受け入れられるとは思えない。上記路線では橿原市でやっとホテルがある。ほかでは路線から外れた観光地に旅館があるが、お値段が張る。
【日本一長い路線バス】
以前に調べてたのは熊野交通のバスであったが、(熊野)本宮大社から逆引きで調べたところ八木駅(近鉄大和八木駅)行き路線バスがあった。そこから奈良交通の路線バスとわかり、同社ウェブサイトによると
「近鉄大和八木駅からJR新宮駅を約6時間30分かけて運行する、日本一長い路線バス」
であることがわかった。
時刻表を調べると、“八木駅09:15→15:44新宮駅 389分 5,250円”(値段は現時点)と出たが2時間おきくらいに1日3本のみ。五條バスセンター 約10分、上野地(谷瀬吊橋) 約20分、十津川温泉 約10分の休憩時間があるようで景色を見る(撮る)くらいの時間はある。ほかにも時間がかかりすぎな場所があるため、時間調整か停車場所となってるバス停がありそうだ。本格的に途中下車したい場合は他の路線がないので次のバスを待つしかない。
日本一長い路線バスに興味があったから調べたのだが、バスで6時間半もかかるとなると計画としてはボツ。これを含めて二泊三日じゃないと熊野と伊勢神宮は無理だから。
この路線バスだけを目的として沿線の観光だけでも価値はあります。
→ 奈良交通 > 八木新宮線 > 168バスハイク乗車券
つづく
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